mixiユーザー(id:6559901)

2019年08月27日09:44

121 view

バカマッチョとチンポ騎士

バカマッチョは言葉の定義が割とはっきりしている共有概念でもある。そして最近できた言葉にチンポ騎士というのがある。

バカマッチョ
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%AB%A5%DE%A5%C3%A5%C1%A5%E7

バカマッチョはモテない男性でも、モテる男性でもバカマッチョはバカマッチョ。

チンポ騎士はバカマッチョを基本軸に、特にネット空間においてモテない男性を揶揄して使われることが多いようだ。現実には守るべき女性が身近にいないにもかかわらず、いきって女性の味方を気取るのが格好いいと思い込み、女性の理論に奴属する。また、バカマッチョは“男らしくない”男をバカにするけれど、チンポ騎士に関しては“男らしくない”男も許容する。時には“男らしい”男を嫌悪している場合があるところが違う点である。

チンポ騎士団
https://anond.hatelabo.jp/20150808204826

チンポ騎士という呼称に関しては、暴走族を珍歩団と揶揄するのと同じ流れで、騎士様をバカにするためにチンポという関連ワードが冠に付く。

ただ最近ではフェミ騎士なるワードも出現している。フェミ騎士とチンポ騎士の定義の違いはおそらく性欲。バカマッチョのように性欲に直結せず、倫理観として女性を守るのが男のお勤めというところがあるようだ。

ただフェミ騎士とチンポ騎士は紙一重で曖昧であるから、チンポ騎士という呼称を下品と捉える人が、チンポ騎士のことをフェミ騎士と言い換えていることも多いように感じる。

かつて2チャンネルで中朝韓のことを何と呼ぶかで議論があった。三馬鹿トリオとか、基地外三国家とか色々言われる中で、特定アジアつまり特亜だと、差別的にならないし、バラエティ番組で使え、最終的に周知されればニュースでも使える言葉であるという主張が説得力があり、特定アジア・特亜が定着した。

チンポ騎士も真面目なTVの討論番組では使いにくい言葉であるから、フェミ騎士という言い換えの方がいいのだろうと思う。

騎士様の感覚には無意識にマチズモが作用しているのだと思う。マチズモとは男性優位主義だから優位のものがそうでないものは守らなければいけないという義務感、正義感を持つ。ノブレス・オブリージュみたいなものかと。実質女性優位になっても男性優位と無自覚に思っているので、優位者、強者の余裕を持ってしまい、女性を守らねばという義務感を持つにいたるのであろうと推測する。
女性にとってもフェミナチに至ってすら無意識にマチズモがあるので、守ってもらうのは当然としてという前提で理論が展開されているように感じる。

マチズモという聞きなれない単語を知ってか知らずかフェミ活動をしていたにもかかわらず、その主張に違和感を覚えてしまった女性はフェミナチから、スト破り、裏切り者と断罪されるケースがチラホラ目につく。

百田尚樹の遺作「夏の騎士」もフェミ騎士的要素が色濃い。登場人物が小学生なんで性的要素をあえて含めないヒロイズムに酔うのだが、マチズモの感性が無いと共感は持てない。むしろ違和感。

男女ともにマチズモを捨てようと言いたい。
ただ人間は悲しいことにマチズモから脱却できるほど賢くない。
1 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する