魔界ラジオ 2003年3月30日収録
[お題:包み紙]
消しゴムの外を
包む紙は何の為?
持ちやすいから
実は深い意味が
…たいてい消しゴ
ムの主成分は塩ビ
(ポリ塩化ビニル)
それだけでは硬す
ぎる為重さの4割
ほど可塑剤という
物を入れてある。
包み紙の話は?
可塑剤は揮発
しやすい油性で…
近くにある油分と
馴染む。鉛筆の芯
がベトベトしたり
するのも可塑剤が
原因なんだよね。
包み紙は接触
を防ぐ目的にゃ?
σそうなるね。
長い間放っておく
と筆箱の中が妙に
べた付くのも消し
ゴムの可塑剤だ。
昔のガサガサした
消しゴムは天然ゴ
ム製だから裸でも
問題ないみたい。
油だらけにゃ…
包まれたいね。
φ(゚Д゚ )フムフム…長時間消しゴムとプラスチックをくっつけておくだけでプラスチックが
溶けてしまうのです。長い間筆箱に入れっぱなしだった消しゴムがプラスチック製の
定規を溶かしてしまったという経験をした事がある人もいるのではないでしょうか。
一般的な消しゴムには可塑剤という溶剤が含まれており、その成分によって接触した
プラスチックを溶かしてしまうのです。
可塑剤はある物質を柔らかくしたり、加工処理をしやすくするために使われており、
可塑剤の「可塑」は柔らかく形を変えるという意味の言葉なのです。主な使用用途と
してはプラスチックを柔らかくするために用いられています。
紙に包んでしまっておけば溶けてくっつくという事はありません。最近では消しゴム
用のケースも販売されており、中にはお洒落なデザインのものもあるので消しゴム
ケースに収納しておけばプラスチックが溶ける心配も要りません。または厚紙を使って
消しゴムのサイズに切ってケースを手作りする事も可能です。
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