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2019年08月17日22:34

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詰め将棋をやっている

2018年12月12日のツイート

詰め将棋をやっている。なぜかというと、将棋がやりたいのだが、将棋というのはいわゆる対戦ゲームであり、これを楽しむためにやるのだから、戦う楽しさ勝つ楽しさを味わえなければやる意味がない。ところがこれがまったく簡単ではない。

将棋人口や棋士というプロの世界、スタープレイヤーの存在からすると、その辺のゲームとは比べものにならないほど絶対に面白いゲームのはずなのだが、駒の動かし方を憶えただけではその面白さをほとんど味わえない。私も小学生のときから将棋は知っているが、ぜんぜん楽しめないレベルで止まっている。

気の遠くなるような暗算や記憶力、先読みと閃きの世界だと思うのだが、私が今まで将棋をやらなかったのも「所詮そういう世界でしょ」と思っているから。そういう世界を極めたいと思わなければ、他人と対戦ゲームをすることにもほぼ興味がない。今ではゲームは一人で楽しくやれればいいという考えだ。

そういう普通の一人用ゲームとして、コンピューター相手に一人で将棋が楽しみたいと思っている。とにかく一人で遊べるゲームがやりたくて、いろいろ探していろいろやっている中で、とりあえず今将棋にたどり着いている所だ。将棋を一人でやるのだから自ずとコンピューターが相手になるということだ。

そもそも駒の動かし方を知っている程度のレベルで、まずやってみたのは3DSのTHE将棋だった。しかし手筋というのは無限にあるので、適当にやっていても面白くないし、勝てない。何が起きているのか、何がどうなっているのか分からないと、弱いコンピューター相手にたとえ勝っても何も面白くないのだ。

THE将棋は400円の安いゲームで、コンピューターのレベルやハンデなどを設定して遊ぶだけの簡単なものだった。カードヒーローとかガチャフォースみたいなストーリーモードがあるような将棋のゲームがやりたいなーと思った。将棋にはトレーディング要素など皆無なので結局さびしいゲームになりそうだが。

要するに、単に将棋だけができるゲームでは、ゲーム以外のところで勉強しないと結局楽しめないのだ。私のように対戦なんてやるつもりがなく一人で遊ぼうと思ったら、インターネットのサイトや動画、本を見て勉強しないといけない。

というわけで、簡単な手筋と囲いを勉強した。とりあえず手っ取り早く美濃囲いと棒銀を憶えた。そしたらTHE将棋でコンピューターを一番強くしても、簡単なパターンでハメることができたりして勝てるようになってしまった。まあ400円の将棋ゲームだとこんなものかと思った。

それから将棋ウォーズの動画を見るように。そこには未知なる高度な世界が広がっていて、自分との次元の違いを痛感しつつも、将棋の奥深さと上達したら面白そうだという期待感を味わい、やっぱり将棋が面白いゲームなのは間違いなさそうだと思った。そこでいったん気が済んでしまい将棋のことは忘れた。

しばらくして、またふと将棋ウォーズの動画を見た。そしたらまた将棋がやりたくなってきて、THE将棋では物足りないかと思い銀星将棋DXを買ってみた。3DSで将棋のゲームはこれくらいしかない。しかしこれをやってみると、ちょっとまともな思考をするコンピューターにはもう勝てないのだ。

これはちょっと真面目に将棋が強くなりたいかも、と言う気持ちが芽生えた。ちゃんと力を入れて訓練しないとどうにもならん。で、なんだかんだで、将棋が強くなるために最も効果的で簡単なことというのが、詰め将棋をやることであると。どうやらそういうことらしいのだ。

だから詰め将棋をやっている。詰め将棋はナンプレとかああいういわゆるパズルそのもので、まさしくパズルを解いて遊ぶような感覚でこれはこれで楽しんでやれるものだったりする。というわけで、何も分かってない常態で将棋をやっても面白くないので、しばらくは将棋ではなく詰め将棋をやる人なのだ。
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