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2019年08月16日09:06

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「あの時、愚昧だった人々」…何度でも。

08月12日(月)------「山の日」振替休日。

朝、東北新幹線で北上駅まで。

車中で
白取千夏雄著「全身編集者」を読了。
https://booth.pm/ja/items/1316273

あまりの名著ぶりに後半は涙が止まらず。
素晴らしい本でした。

北上線に乗り換え、秋田県横手まで。
冷房が故障していて暑かったけれど、
ボックス席お向かいに座った父子と
有意義なお話が出来たのは、
旅の細やかな幸福。

お父様は地質の先生ということで、
「ブラタモリは偉大」という認識で一致。

横手駅からはタクシーで
増田町「増田まんが美術館」を目指す。

タクシーの運転手さんのオススメで
稲庭うどん「佐藤養助商店」にて昼食。
https://www.sato-yoske.co.jp/

増田町は内蔵で有名な街。
佐藤養助商店にも
立派な漆の内蔵があり
そりゃぁ、見事なものでした。
https://www.sato-yoske.co.jp/shop/urushigura/

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昼食後、徒歩15分、
「増田まんが美術館」まで。
https://manga-museum.com/?utm_source=LP&utm_term=official

漫画原稿の保存と展示を目的とした
本格的漫画専門美術館。

名誉館長は「釣りキチ三平」の矢口高雄氏。

現在は特別展として「鋼の錬金術師」展を
開催中。

漫画原稿を保存する過程を見ることが
出来るアーカイブ・ルームや
タッチ・パネルによる最新鑑賞システム等、
漫画好きなら絶対見る価値ある美術館。

何度も言うけれど、

文化事業で最も重要なのはアーカイブ。
アーカイブしなければ
その文化は存在しなかったも同然なのです。

本来なら東京が率先して取り組むべき
事業。

>関連日記:
  あの時、愚昧だった人々…度々。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962897476&owner_id=27576300

「建設予定のメディアセンターは
漫画原稿保存を目的としていなかった」等と、
今になって当時の民主党政権を庇おうとする
サヨクな人々がいるけれど、

「巨大なマンガ喫茶なんか必要ない」と、
漫画文化を冷笑する当時の時代の空気を
私は忘れていない。

あの時、人々はみな愚かだった。

「増田まんが美術館」も、時代に合わせ
開館当初とはその目的が変更されている。

ハコモノがすべて「悪」なわけではない。

「増田まんが美術館」はいまや、
「漫画文化保存」の立派な本拠地と
なりつつある。 

今後とも是非頑張って頂きたい。

↓現地写真はこちらで。
https://twitter.com/SARU04804590/status/1160800291446382593
https://twitter.com/SARU04804590/status/1161452267481886720

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夕方、同じタクシー運転手さんに連絡し、
横手の駅まで送って頂く。

北上線で北上駅まで戻る。
弟が迎えに来てくれており、
江刺の実家へ帰省。

帰省中には実家や親戚の墓参り等。

近所の子供たちとはしゃいだSARUさま、
勢い余ってコケてしまい、あちこち擦りむく。



08月14日(水)--------------------

夕方、新幹線にて東京に戻る。
「こまち(E6系)」に乗ったのは初めて。
新幹線好きのSARUさまは大喜び。

帰省中に「あんこ」の面倒を
みに来てくれたハナちゃん、Sくん、
有難う御座いました。



08月15日(木)------------終戦の日。

お土産持ってMワールド仕事再開。
Mセンセから小松崎茂さんの描いた
「大和」複製画を頂戴する。

>関連日記:”大和”という名の重み。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972575926&owner_id=27576300

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