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2019年08月12日11:27

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ちょっと不思議な体験

お盆が近いんで、以前に起きたちょっと不思議な体験を話します。

靖国神社は遠いんで、近くの護国神社にお参りに行った時の帰りの話し。

そんなに人通りの多くない道を歩いてて、交差点に差し掛かった時、信号も青だったし、そのまま歩いて渡ろうとしたんです。そしたら後ろから肩をトントンとされ、誰だろう何かな?と思って振り返えると大学生くらいの男性がいたんです。これ誰だっけ?と思ったんですが、よくその恰好を見ると、夏服使用ではあるものの、軍服なんです。しかもかなり汚れた。でも一番ぎょっとしたのは、その痩せこけた身体と顔。でもどこかで見たことあるから知り合いだろうかな?と思いつつ、自分の知り合いは変人多いし、何でしょうか?と聞こうとしたら、後ろの交差点でいきなりキキー!ガシャン!って音が。ビックリしてそれをしばらく見てから青年の方にもう一度視線を戻すともう誰もいない。

車は赤信号で突っ込んでそのままガードレールに衝突したんだけども、後で知った話ではアクセルとブレーキを踏み間違えた老人がよくやるやつだった。

青信号だからってそのまま交差点に侵入してたら俺は確実に巻き込まれてたと思う。

あの青年は誰だったんだろうと思いをはせてると目や鼻なんかのパーツがオレに似てる。若いころの俺がガリガリになったらあんな顔だったように思う。あまりにも痩せてたので一瞬では気が付かなかったけれども。ただあれは誰だったんだろうなと思ったけれど、事故で混乱した現場だったし、どっか行っちゃったし、まあいいかとあまり気にしてなかった。

おばあちゃんが死んで1年ほどしか経ってない頃だったので、お盆でなんやかんやとおばあちゃんの写真整理を親族でしてたんだけども、色んな写真があった。その写真におばあちゃんの弟の写真があった。出征前に軍服を着て撮った写真で、その顔が俺とそっくりということで、親族みんな大爆笑。おばあちゃんの弟が戦争に行って死んだという知識だけはあった。年行き連中に聞いてみると、ガダルカナル島で戦死したらしい。いわゆる餓島。補給が断たれて戦闘で死ぬよりも、餓死して死んだ兵士の方が多いと言われる餓島。

今思うと護国神社からの帰り道に俺を呼び止め、足止めさせたのはおばあちゃんの弟の英霊だったのかもしれない。

信じられない人は信じなくてもいい。

でももし信じてもらえるなら、その英霊のためのキチンとした供養をするために、ちょっと費用が必要なので、少しでいいのでその費用を分けて欲しい。

ウソだと言う人はウソだと言えばいい。

ウソだから。
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