クマムシですよ、クマムシ!! 宇宙移民第一号はクマムシ。
探査機に乗せたクマムシ、月面で生息も 月に託した人類再生計画
2019.08.08 Thu posted at 09:30 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35141027.html
記事引用:(CNN)
今年4月、月面に墜落したイスラエルの探査機「ベレシート」に乗せられていた数千匹の「クマムシ」は、月で生き延びていずれ息を吹き返すかもしれない――。プロジェクト関係者がそんな見通しを明らかにした。
クマムシは緩歩動物と呼ばれる微小生物で、体長は1ミリに満たず、超低温などの過酷な環境に耐えられる驚異的な生命力をもつ。非営利組織のアーチミッション財団は、脱水状態にさせたクマムシ数千匹をベレシートに乗せて宇宙へ送り出していた。
これは月に「ノアの箱舟」を送り込む試みの一環だった。ベレシートにはクマムシのほかにも、地球に関する3000万ページ分の情報を記録したディスクや、人間のDNAサンプルなどが搭載されていた。:引用終了
ニュースを読み何んのこっちゃ? そう思う貴兄にご説明すると、イスラエルの
アーク(方舟)ミッション財団という所が‘現在の…’地球のエコロジー(生態環境)のバックアップ
を宇宙に創る計画を進めているそうです。
当面は現在の地球環境が対象でしょうけど、手が空いたらジュラ紀、白亜紀など過去の
時代に棲息していた生物のDNAのデーターの保存まで行うでしょうね。
この試みは業界用語でいう『パンスペルミア』というヤツで、直接生命の種を宇宙に撒い
たり、地球上の生物をDNAデーターとして保存して地球外のどこか?に移植する計画です。
私の個人的な考えですが、恒星間に生物そのものを送り込むのではなく地球上の生物種
のDNA情報を限界まで搭載した『方舟』を10年に1隻の割合で全方位の宇宙空間、とは
いえ一応半径20光年内に旅の目的地になる恒星系を設定して送り出す計画をするべき
だと思います。
まあ、いろんな技術が揃う必要があるので、早くても来世紀の中ごろくらいに実施できれば
と思いますが。
意外な発見ですが、私は禅宗の仏教徒ですが世界観はユダヤ人と意外に話が合いそう
な事を確認しました。(笑)
クマムシについてですが、直接的なパンスペルミア計画で火星の土中に埋めてみるのも
面白いかもしれないですね。モニタリングの技術を開発する必要がありそうですが。
ここで一つ大事な事に触れなくてはならないですが…
現在行なっている第2の地球探しについてですが、仮に地球のような複雑なエコロジー
を持つ、それでいて小うるさい人間のような知的生命体が存在しない惑星が見つかる
とします。
そして、その惑星まで地球人を輸送する技術も開発されてその惑星へ移民する事が
可能となったとします。
さあ、あなたなら‘この惑星’を植民星としますか?
この問題は非常に重要な意味を持つと思います。
結論から言うと私の答えは、No!!
こういう惑星は奇跡です。一度地球人により汚染されてしまえば、もう取返しがつかなく
なります。ゆえに、重要な観測対象して全ての生物の立ち入り禁止にするべきですね。
より詳しく調査を行う目的の探査機を惑星に降下させる場合でもバイオハザードを
防ぐために厳重なチェックを行う必要があります。
ただし誤解して欲しくないのは、私は狂信的な動物愛護主義者ではないです。
「動物園から動物を開放しろ!」とか「鯨類を捕獲するな!」とか「殺鼠剤を使うな!」
などなど、と主張する人々を本気で軽蔑します。
バカだね(笑)
考え方として参考になったのは小笠原諸島のエコロジー保護への取り組み
ですね。余談はここまでで宇宙に話を戻しますね。
では、私達地球人や地球上の生物の生存範囲の拡大はどうするべきか?
地球上の生物の移植先はそれまでにまったく生物の痕跡が認められない
天体をテラフォーミングした上で行うべきで、事業計画の一つが1万年
程度を必要としても構わないという覚悟で行うべきですね。
当然、生物種たる人間による事業計画の維持監視は不可能なので時間に拘束
されないAI=ロボットに任せる事になるでしょう。そう、『方舟』はDNA情報を
太陽系外の惑星へと運ぶ巨大なロボットシステムになります。
(J・P・ホーガンの「断絶への航海」ですね。)
「方舟」のアーキテクチャは個別のAIと集合知の複合であり、個別システムの
目的別の独立した機械は作業目的とは別に自己複製を行う。
そして自己複製をする場合にランダムに複製ミスが起きるようにAIの選択肢
に幅を持たせるようにする。複製される機械は使い物にならないものから、
作業効率が向上した世代交代に耐えるものまで作られる。
それは環境の変化に適応する事で生物種の進化と同じように機械が環境に
適応する事で生物の進化と同じ効果を得ることになる。方舟のシステムは
自動的に世代交代し進化する!
しかし生物の進化には数100万年くらいの時間軸が必要になるが、なぜそうなのか
というと、生物の進化サイクルはその代謝速度に支配されるからである。
ところがAIの自律的進化の場合は純粋に需要に支配される事になり、個別機械や
生物のサイズ等を考慮に入れるとAIの進化速度の方が平均的には速いことになる。
つまり、生物なら1000万年かかる進化の時間をロボットシステム(AI)ならば1万年
程度で済ませてしまう事が可能になる。
太陽系外の惑星で地球のエコロジーの移植するという目的を果たした「方舟」は、
次に「方舟」その物の複製を始める。第2世代「方舟」が完成すると太陽系とは別の
方位の恒星系に向けて送り出す。
あとは目的となる隣接する恒星系がなくなるまで「方舟」を製造し続ける事になる。
こうして、「鼠算」的に方舟は増殖していき人類を始めとした地球上のエコロジー
は宇宙に拡散していきます。
何か、とりとめのないまとまらない日記になってしまいましたね…
たまに、こういった「脳内に溜まったゴミ…」を吐き出したくなるんですよ。(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する