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2019年08月08日13:57

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ブローノ・ブチャラティ思譚6

ブローノ・ブチャラティは、ジョルノと出会う前日なので予想外に出まくりだった。
もう1度逢いたいと願ったものの、まさかこんなに描かれるとは思っていなかったので嬉しかった。ディアボロ身体入りで格好良過ぎる戦闘姿のブチャラティより、何時もの優しい姿のブチャラティを好きだから・・・。

溜飲が下がったのでありがとう、ブローノ・ブチャラティ。別れのその訳は、初めから死にゆく想定だったから。原作者はその方が盛り上がることを知っていたのだろう。最終回EDの石がブチャラティを形どっているように見えるから淋しい。おまけに胸から血を流して死ぬだって。え?腹からという説明だったような気がする。
レオーネ・アバッキオとナランチャ・ギルガも運命の石に顔が刻まれていた。とは言え、ジョルノがギャングスターになってネアポリスを統治し、君臨出来たのも正しい統治の道を歩んだのも、トリッシュが生き長らえたのも、全部ブローノ・ブチャラティが強い意志と正義感とあの限りない優しさで勝ち得たものだと考慮するならやはり、あのブチャラティという人は輝かしい黄金の魂を持っているんだなあと改めて感動することよ。
もし仮にこの時点でブチャラティが自分の死期を悟って理解していたとしても、彼は死を選択するなどどいうことはしなかっただろう。
何だかんだ言って、運命の奴隷の意味が晒される最終話の最後まで主役のブチャラティ。苦難が何処かの誰かに希望として伝わっていくような大いなる意味となる始まりなのかもしれない。

例えもう逢えないとしても、その黄金の魂は朽ち果てることがない。永遠に自分の心の中に燦然と輝き続けるだろう。
私の苦難の未来を希望と真実で照らしてくれるよね。大好きだあ。ハートハート達(複数ハート)
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