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2019年08月06日00:41

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史上初に遭遇(?)

渋野日向子さん、おめでとうございます!
素晴らしいプレーの連続でした!

と、42年ぶりの快挙に、感激しつつ‥

日曜、JRA・新潟競馬場のメインレース「レパードステークス」(G3・ダート1800m)でハヤヤッコ(牡3歳)という名の馬が勝った。
一見なんて事はない出来事だが、これが史上初。
この馬が「白毛」として、たった1頭重賞勝ち馬になったという、まさに一度しかない歴史的瞬間が一昨日15時48分頃にあったのだ。

白毛は極めて珍しい毛色で、日本ではハクタイユー(1979)以降、38頭しか生まれていない。
突然変異(7頭)か、その親からの遺伝(31頭)でしか生まれないので、この数字になるのだが、年間のサラブレッド生産数が6500辺りであることと照らし合わせると約0,01%という確率。
しかもすべてが競走馬になれるわけではないので、1勝するだけでも、ましてや重賞勝ちまで上ってくる馬がいなかったのは当然かもしれない。

白いサラブレッドといえば、遠くはメジロマックイーン、近くはゴールドシップなんかが思い浮かぶが、彼らは「芦毛」という全く別の毛色で、白毛との直接的関係はない。

興味深いのは、このハヤヤッコのオーナー。
金子真人さん、といえば先週死んでしまったディープインパクトを筆頭に、キングカメハメハ、マカヒキ、ワグネリアンと4頭のダービー馬、ブラックホーク、トゥザヴィクトリー、クロフネ、ユートピア、カネヒキリ、ピンクカメオ、アパパネ、ラブリーデイというG1勝ち馬を持った、文句なしの日本一の個人馬主。

母・マシュマロも金子さんの持ち馬だったし、父は上記のキングカメハメハ。
両手に余る超一流馬のオーナーとしては、白毛の変わり種を持つのは傍流の遊びなのかも知れない。
でも、その余技が「史上初」を生んでしまうのだから、金子さんは世界一幸運な馬主と断言しても構わないだろう。

TV観戦とはいえ、史上初に出くわしたのだから、これは幸運と言っていい。
世界一の幸運を分けてもらったような気分だ。
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