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2019年08月05日15:30

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NEXCO中日本コミュニケーション・プラザ川崎見学

本日、NEXCO中日本コミュニケーション・プラザ川崎へ見学に行って来ました。
週刊大人の社会科見学です。

NEXCOと聞いても車を運転しない人にはピンときませんが、Nippon EXpressway COmpany Limitedの略で元は国営だった日本道路公団を民営化した高速道路会社です。
略す時に「L」はどこ行ったんでしょうね?
民営化は2005年なので、割と最近ですね。
国内では東日本、中日本、西日本の3社に分かれています。

基本的に予約は必要なく、いつでも見学できる施設のようです。
場所は東名高速東京料金所の隣なのですが、現地に着くと本当にここでいいの?と言う感じの場所です。案内図通りでしたが、駐車場が施設から少し離れていた事もあって不安になってしまう程でした。

見学者は私1人だけでした。一応予約をいれたせいか、1人にも関わらずガイドの人が付いてくれました。
最初は資料館の中を見学です。高速道路の歴史などの展示です。各テーマごとにタッチパネルの画面があり、それで詳しい内容を見る事ができました。

NEXCO中日本に関わらず高速道路は古い部分は建造してから50年が経過しており、大部分で大掛かりな補修が必要な時期に差し掛かっている事が分かります。今後人口が減っていく中でどれだけの間維持していけるのか、少し不安になってしまいます。
映像もあると言うので、折角なので見せてもらいました。こちらは高速道路の保守点検についての紹介でした。

その後管制センターを見学しました。とにかくモニター多すぎです(笑)。
現在の道路状況を示した図とか、ライブカメラの映像とか壁一面に表示されています。
これはあくまで全体で情報を共有する為で、自分に必要な情報はパソコンで見るのだそうです。
NEXCO中日本の高速道路は全長で2000kmほどだそうです、管制センターは4か所あり、大まかに1つの管制センターで500kmくらいを管理しているそうです。
ライブカメラは各高速2kmおきに設置してあるそうです。上りと下りでカメラの位置がずれるようにしてあるので、実質1kmおきにカメラがあります。そうなるとライブカメラ500台分の情報を管理する事になるので、そりゃモニタも増える訳です。

写真下側のモニタは高速道路を線で示しているのですが、横に長くなっています。川崎管制センターは主に東名高速を管理しているので横線のみの表示になっているそうです。逆にこれは珍しい事で、他の高速と接続などで普通は縦横の線がある管制センターの方が多いのだそうです。

管制センターの中にはラジオブースもあり、ここから交通情報も発信しているとの事でした。よく聞く「道路交通情報センター」がここです。最近ではナビに渋滞情報がリアルタイムで届きますが、それも管制センターから情報を出しています。

管制センター内は10〜15人程度で意外に人が少ないと感じました。この中の3人は警察官なのだそうです。川崎管制センター内の管理地域の各都県から1人づつで3人なのだそうです。3人を引いた残りの人数で管制センターを回しているので、かなりの少人数です。
それでもあらかじめ渋滞が予想される正月、お盆、GWなどは増員して対応するとの事でした。

高速道路に置いてある非常電話もありました。
中の電話を見る機会はあまりないと思いますが、高速のサービスエリア内にも設置してあり、扉を開けて見るだけなら構わないそうです。
管制センター内の電話も受話器を上げると繋がるので上げないでください。と言われましたが、誰がいつ使うんだと思ってしまいました。

これで見学は終わりでしたが、意外に写真が撮り放題だったのが驚きでした。管制センターの写真も警察の人が写らなければOKでしたので。
見学した所は大きな施設ではありませんでしたが、ガイドの人が付いてくれたおかげで、それなりに面白く見る事が出来ました。
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