「無限の可能性」は一番タチの悪い言葉

元ネカフェ難民、生活好転は運
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世界を見渡してみると、道端の雑草を食べて飢えをしのぐ人もいれば、自家用ジェットで外国に飯を食いにいく輩だっているんだもの。
「人間は平等」なんてのはあえないんだよ。

なのにどういうワケか「人間は平等」ってコトにしたくて、「夢は叶う」なんて安っぽいＪ−ＰＯＰの歌詞みたいなコトを言ってる奴がいるけど、それって一番タチが悪い人間なんだよ。

「学歴に頼らない自由な生き方をしよう」なんて聞こえのいい言葉を提唱する、自己啓発セミナーやら、私塾みたいに、甘っちょろい言葉で全てを肯定する様な優しそうな連中ほどしたたかなんだから。

そんな欺瞞に満ちた言葉を信じて、こいつみたいに社会に出てネカフェ難民になってしまった奴だってもっとたくさん居たハズだよ。

相手にヤル気をださせるために使う「無限の可能性」なんてのは、優しい言葉の様で、実際は一番罪な言葉なんだ。
大半の奴は「無限の可能性」をはき違えて、努力もしないで「夢見ていれば、いつかは叶う」なんて思ってんだから。

そんな状態で社会に出たって上手くいくワケないだろ。