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2019年07月10日14:24

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雑記 なんか最近メディアによく取り上げられる我々の界隈の話。

そんな大それたことを書くつもりはないんだけどね。

今年は何度かテレビにケモノ、ファーリーが取り上げられる機会があって。

世界丸見えでの、入国拒否されたファーリーだったり
月曜から夜更かしの、猫で焼き芋売ってる人(猫)だったり
ビッカメ広島の写真集無断サンプル使用の件だったり。

で、今度はYouは何しに日本へ?でJMoFがとりあげられて。

このアングラな性癖を内包する界隈は、国外の歴史では変態とゲイの集団だという
認識をされていて、その印象を払拭するのに20年以上を費やしてしまった。

日本でも、平成初期ではアニメやゲーム、マンガが好きな人らを指してオタクと呼んで
根クラで偏屈で、何をしているかわからない人間を虐げてきた歴史があって。

今でこそ、それなりに時代はそれを許容してきてはいるんだけれども
それでもまだ根強いマイナスイメージはなくなった、とは思えない。
先入観って恐ろしいね。

本題は、そんな過去に海外であったメディアへの取り上げられた際への
やってしまった、宜しくない対応を二度と繰り返さない。
そのためにどうするべきなのかという話題がTLで活発のようなので、書き認めておく。



むやみやたらにメディアに触れようとしない。自分から接触して、広めよう!
と思う人も中にはいるかもしれないが、自分はあまりその行為を良しとは思わない。

そもそも論だが、まだツイッターもミクシィも、SNSの無い時代は仲間を見つけるところ
がこのインターネットだったし、個人で運営しているHPだった。

今じゃ考えられない人ももしかしたらいるかもしれないけど、昔は同じ趣味の人を
見つけることが、ネットの海に揺蕩いながら漂着する島みたいなもんだったのよね。

90年代から00年代にかけて急速に発展して、10年代も終わりを迎えようとしている昨今
蓄積された情報は把握しきることは不可能なまでに膨大な量になり、選ぶこともなく
見つけられたらただそれだけで嬉しかった時代から、取捨選択すらする時代になった。

ある意味マイナーではあるんだけれども、人口は増えていってて確実に巨大な1つの
ジャンルに成長しつつある。企業もケモナ―という文化を既知の上で商品を開発展開するところもありそれは昔じゃありえなかった話で・・・

時代は変わった。って前置きも長くなっちゃったけど、需要と供給のバランスは
この数十年の間で確実に変わったんだよね。

でも、その中でオタクを武器にアピールしよう!って動きはあれど獣のキャラクターが
好きなことをアピールしよう!って考えになるのはなんだか違う気がする。

メディアも、聖地巡礼のオタクたちをよい物として放映する半面、イタイオタクもいる
事を取り上げる。炎上するようなネタだってもちろんのこと。

真実かどうかの采配は受け取った人に委ねられるが、実際どう受け取られるのか?という
内容はメディア次第なのに、そのリスクをどうして1個人が背負えよう?

自分から、所謂ケモナ―以外の人にケモノの何かをアピールしたい!と思う中にある
気持ちはわからない。何も考えてないのかもしれないけど。

そもそもの成り立ちは、ここは好きな物が共通の人たちが集まってできた村なのだから、この村で何かが流通して大きくなっていくのは良いことと思う反面、それを認識している
人達がだいぶ増えたので、もう隠しきれないところまで来たのだろうと思う節もある。

村の農作物は求めている人たちだけに行きわたれば良い。それを欲する人が、村を
探し当てたり、たまたま見つけた人が、桃源郷だ!と思う分には良いのだ。

ただ、村が町になり街になって大きくなったが故に、そうも言ってられなくなってしまったのだろう。メディアに取り上げられるのは、正直不快だけど、隠れ続けるーが難しいの
であれば、今後はどういう立ち回りをするべきなのか?に注力した方が生産的だ。

次回のコミケでは、とうとうジャンルにケモノが追加された。
今までは、自分がこのジャンルを見つけてコミケに参加していた頃からの、いやもっと以前からそうだったのかもしれないが、創作少年という、創作のジャンルと
エロの存在するジャンルは男性向け、の2つで、界隈内のジャンルで分かれていた。

買い物する側も島が離れているので不便だったかもしれないが、それも統合されるのだろう。サークル数までは分からないが、ジャンルとして認識された、ということになるわけでそれは一般的に考えれば知名度があるということに他ならない。

巨大になって行くこのジャンルを、自身の成長と共に見てきたが、
確実に変わってきていることは自分の肌でも感じるところがある。

ただ、同じものを好きで、それを語り合えればよかった世界では無くなってきたのかもしれない。
外から向けられる目に対して、どう見せるか、身の振る舞い方だけは、最低限身に着けておかなければならない1つ必須な物なのかもしれない。

いろんな考え方の人がいて、取捨選択ができる今。
めんどくさい人、イタイ人、迷惑をかける人、関わりたくない人。
遠ざけることは容易だが、そんな人たちにカメラとマイクを向けられることに憤る日がいつか来るのかもしれない。界隈に迷惑をかけるな、と。

それに対して、自分は何が出来るのだろう。自分だけは隠居をしているつもりでも
割を食う日がいつか来るかもしれない。
その時がきたら自分はどう立ち振る舞おう?難しい議題だ、今の時点では結論が出ない。

それでも、自分の平穏の為、触れないでいる話題で良いのかもしれない。

昔の、ただそれが好きだった、それだけで良かった時代が懐かしい。
皆が皆そうなれたらいいのにね。

まとめられないけど、まとめるなら、現時点では自分からメディアには近寄らない。
ただ、必要に応じて答えるべき機会なら回答は慎重に。避けてはいけない。

心配なのは、それが出来ない人にカメラとマイクが向くこと。
文化を殺されてしまうこと。それに巻き込まれること。

以上!
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