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2019年07月02日01:38

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目覚める少女|コードレイヤード

先日はkouさんがGMのコードレイヤード(注1)でした。

フィロスの事情によって昨年にキャンペーンをストップさせてしまった。
前回が2018年だが、なんとか無事復活できた。
最終回まで一気にやってしまえるかわからないが、勢いを大事にしていこう。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):尾田美也(オダ・ミヤ)(青海)
性別/年齢/種族:女/23/人間
クラス:サポーター/ヴェール/ジャンヌ・ダルク
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=5d6815fdce6e68d73241f5e542985fdf0e9f2d2a

順当に回復とか支援を強化。
やはりコード特技の「エンゲージしてるだけで+2D」は強い。

今回は素の交渉能力の高さも見せつけ、なかなかテクニカルな動きでした。

ロール的特徴:
基本いい人だが、色々と黒い考えも持ってる人。
ただ、真白の裏切りを「理由があるんでしょ?」と納得しようとするポリシーの持ち主。
インテレクトやリベレイターの集まる第九処理班はやっぱりこの人だからリーダーが務まるんだなぁと思う。

その他:
フィロスのキャンペーンではおなじみ青海さんです。
今回真白との交渉とか、ゲームよりもロールプレイ面で前面に出ていて面白かったですね!
……まあ、ゲーム中にほとんど判定求められてないからね(苦笑)。
とはいえ、基本善人でも裏は、、、と口でだけ説明されていた美也さんの清濁併せ呑む感じが見られてよかったです!

■名前(PL名):大魔王クッパ(しゃめ)
性別/年齢/種族:オス/20歳ぐらい?/亀
クラス:チェッカー/インテレクト/大魔王クッパ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=6388872ab5397a50fd1d226f96cdc302082f5f44

その高いHPと硬い鱗で仲間を守るカバーリング役。
セッション第五回目にして、今更初めてチェッカーの代名詞の範囲攻撃を取得(笑)。
とはいえクッパカートによる美也の前線輸送や仲間カバー、ビーストレイジからの攻撃等八面六臂の大活躍は健在。
美也と彼がいると安心感が違いますね!

ロール的特徴:
PLの根っこが良い人なので悪い大魔王を演じようとしても偽悪家っぽくなる(笑)。
でも、そういうところがとても味があっていい感じです。
元ネタのクッパもそんなところあるしね。

地頭の回転が早いので、咄嗟にフォローっぽい発言が出たり、アイデアが出たりと「うまい動き」が随所に見られてとても助かりました。

その他:
TRPG経験が浅い割にはうまいしゃめさんです。
PC的にもクッパは頼れますが、PL的にも色々頼れる人です。
いよいよ次回キャンペーン最終回、クッパ様がどんな風になってくれるか楽しみです。


■名前(PL名):水無月信也(ミナヅキ・シンヤ)(ソウ)
性別/年齢/種族:男/18/人間
クラス:ブレイカー/アームズ/佐々木小次郎
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=1e4211b9388a6552b0feb11197d75af6064c6581

さらに攻撃力を特化。
節約したミドルで軽く90点を出し、本気を出すクライマックスでは120点×2をたたき出す。
THEブレイカーといった調子。

ロール的特徴:
今回の大きなテーマは「真白の裏切り」。
他のPLたちが「どうせまた戻ってくるんだろ」と生ぬるいロールプレイをする中、
彼だけが「PL的にはともかくPC的には、今まで信じてきた仲間に裏切られて、ショックです」と真面目なロールプレイ。
物語に起伏を作るのに一役買ってくれました。

その他:
いつも本気のソウさんです。
PCとPLをあまり区別しない彼の行動は、いつもセッションの緊張感を一段引き上げます。
最終回もよろしくお願いします。

■名前(PL名):伊藤ハル(イトウ・-)(フィロス)
性別/年齢/種族:男/16/人間
クラス:チェッカー/センチネル/安倍晴明
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://role.sakura.ne.jp/TRPG/codelayered/charactersheet/?id=0471dfd0cb54704c448cf6e4011454bb01a7014e

大幅リビルド。
ブレイカーの真白が欠員になることと、次回はフィロスがGMなのでハル的には最終回なのでちょっと思い切ってみました。
GMと仲間たちに色々相談してダメージディーラーに。
結果、GMから「あそこでハルがあんなにダメージ出るとはなー」という言葉を引き出せたので満足。
夢の100点も超えたしね。

ロール的特徴:
真白の裏切りに対して信也が「敵なら倒す」スタンスなので、ハルは「敵じゃないと信じる」スタンスをとってみました。
こういうロールプレイの対比があるから面白いのよねTRPGは。

その他:
はい、フィロスです。
1年と4ヶ月ぶりになんとかキャンペーン再開できてよかったです。
これからもよろしく。

◆粗筋
■前回までの粗筋
ムサシクレイドルの西に位置する廃病院群を拠点とするキヨセシェルター群。
そこを警備するレイヤード部隊のひとつ、第九処理班。

偶像崇拝の対象にされかかった美也。
セタガヤで生まれ育った凄腕戦士の信也。
大戦中に実験でインテレクトの力を得た(与えられた)大魔王クッパ。
バベルの束縛から逃れたリベレイター真白。
安倍晴明に育てられたクラフト使いのハル。

そんな5人はある日、イヴという少女と出会う。
最初は感情がなかったイヴは、各地のモノリスに触れることで
悲しみ、喜び、怒り、恐れを獲得してきたイヴ。
同時に戻ってきた記憶によって「超AIのバックアップ」「エデン計画」というキーワードが明らかになってきました。

……リレーキャンペーンなのに誰も設定をまとめず、記憶頼りなのに長期間空いてしまったせいで色々矛盾があるかもしれませんが(苦笑)。
まあ、それもリレーキャンペーンの醍醐味ってことで!

■オープニング
前回シャングリラと呼ばれるベクターを破壊して帰ってきた第九処理班。
セタガヤで一仕事してきた信也と合流します。

キヨセに戻ってきたところで、イヴのアソレイトコアが紫色に輝き、ふらりと倒れてしまいます。
本来バベルの支配下にあり「人類抹殺」の命令が有効になっているエンフォーサーは赤。
その支配から逃れたリベレイターは青に光るアソレイトコア。

院長が「ここにある情報だけでは彼女を治療することはできない。エデン計画のことをもう一度調べる必要がある」

というので、PCたちは今まで会ってきたコネクションにもう一度会いに行くことに。
院長が「リベレイターの真白は残ってほしい」というので真白を残すことに。
とまあ、ここまではトレーラーとハンドアウトに書いてあることなのでPCたちは
「えぇ、真白だけ置いていくとか不安すぎるんだけど」
「敵が攻めてきたら真白一人じゃだめじゃん」
とか口々に言いつつも快諾してキヨセシェルターを出発。

マスターシーンで。
院長がアダムだったことが明かされます。
PLたちは「はあ? どゆこと? 偽物?」「本物はどこ?」「今までの院長はずっとアダム?」とクエスチョンマークだらけですが、
GMは大爆笑しながらシーンを切ってミドルフェイズへ。

■ミドルフェイズ
ムサシクレイドルに向かう途中に知覚判定をさせられ、成功したらキヨセシェルターで閃光と爆音がする、と。
爆発か砲撃か、とPCもPLも混乱していると、ムサシクレイドルのこれから行こうとしていたラウラさんから
「キヨセシェルターで何かが高空に上っていくようだが、何かあったか?」と連絡。

無理矢理クッパとハルはロケットを知ってることにして、とりあえずキヨセシェルターに戻る。
ビルが一棟とかではなく、シェルター群全体がクレーターのようになくなっている驚愕の事態。
そこに蛇登場。

蛇「しゃしゃしゃ、アダム様の秘密基地がないっしゃ?」
蛇「イヴの反応もないっしゃ?」
蛇「こうしてはいられないっしゃ。おいかけないと」

みたいな都合のいい台詞を吐いてくれて、退場していきました。
クッパ様のアイデアで発信機=ハルの式紙をくっつけて行先はわかるように。

GMが「しばらくはうろうろしていて目的地にまっすぐはいかないようです」
クッパ「蛇だけに蛇行してるってか(一同笑)」

とりあえず蛇はほっといてよさそうなのでラウラさんに会いに行きます。
公式に色々報告をしつつも、非公式なイヴのことを相談。
その後、エデン計画の要でもあった賀内さんにもヒアリング。
ムサシクレイドルのスラムでアルカポネとアーネストとも情報交換します。

・バベルは「人類の共通の敵」を作って人類を1つにしようとしていた。
・バベルがやりすぎてしまったときのために「箱舟」が用意された。
・キヨセシェルター群は、元々あった箱舟の上にたった1人のレイヤードが指揮して作り上げたシェルター群。
・それは院長。そして院長は「アダム」のコードを持っている。
・真白は「見届けるもの」らしい。
・箱舟が行くのは楽園=エデン。
・アダムの目的は不明(次回セッション用の空白)。

そんな設定語りと一緒に今回蛇を追いかける手段も説明されました。
・ロケットの予備がある。
・発射されたロケットを止める電磁ネットもくれた。

あと、シナリオにはなかったっぽい与太話も。
・大型ベンケイが監獄を襲って蛇の脱獄を助けた。
・おかげでムサシクレイドルには犯罪者が溢れて、大混乱。
・ベテランレイヤードはその対応で慌ただしく、アダムの対応には手を回せない。
・そもそも眉唾のエデン計画の対応にベテランを回すよりも目の前の犯罪者対応が優先。

情報収集が終わったら、信也の幼馴染マリーナさんがみんなに回復アイテム持ってきてくれました。

■クライマックス
予備のロケット基地に行くと蛇と真白がロケットを発射しようとしていました。

真白「来てしまったのね」
クッパ「見届けるもの、にしては出すぎた真似じゃないか?」
ハル「本当は、俺たちに来てほしかったんでしょ?」
真白「そんなことないわ」
信也「単刀直入に、お前は敵なのか味方なのか、いつもみたいにごまかさないで教えてくれ」
真白「そうね、敵じゃないわ」
美也「敵じゃないなら、やっぱりまだ一緒に戦えるわね」
蛇「何うだうだ言ってるっしゃ! ロケット発射っしゃ!」

ブースター点火し、上昇しようとするロケット。
しかし準備していた電磁ネットによってロケットは停止。
今にも発射されんとするロケットの上で、クライマックス戦闘開始です。

敵は蛇と真白。2人を戦闘不能にすれば終了とのこと。
ただし、作業用クレーンが行く手を邪魔する上に、地面付近はロケット噴射によってダメージ地帯化しています。
なかなかギミックが凝っている戦場で戦闘開始。

先手を取ってクッパ+美也が一気にロケット先頭の蛇たちにエンゲージ。
いきなりダメージを与えます。
しかし、蛇がこれに反撃!
おののくPLたち! しかし狙った相手が悪くダメージは軽微。

蛇「か、硬いっしゃ」
クッパ「何かあたったか?」

次の瞬間、真白はこれを得意の神出鬼没で地上に残っていた信也とハルのエンゲージに。
蛇を攻撃しようとしていた信也と遠距離攻撃のハルの動きを封じる作戦です。
ただ、これはGMのダイス目が悪く不発。
返す刀でハルが全力のクラフト攻撃!
これがかなり真白を削ります。

そして信也の手番、、、の直前。
信也「どうしよう、真白が邪魔だ。殺るか」
GM「えぇ、信也の二回攻撃受けたら、、、意外とハルのダメージがかさんでる。。。」
ハル「GM、神出鬼没で逃げてもいいんだぜ。真白なら、そうしても不自然じゃない(ニヤリ)」
GM「くう、PLの意図通りみたいで悔しいけど、ここはいったん退く」
信也「よっし、これで蛇にエンゲージできる!」

蛇にエンゲージしてアルケオン突っ込んだ二連攻撃でごっそりHPを削る。
しかし、これにも蛇が反撃!
決して悪くない出目なんですが、、、信也は奇跡的なダイス目でこれを回避!(苦笑)

蛇はなけなしのアルケオンバーストでクッパにオーバーレイを使わせますが、そこまででした。
美也による再行動で信也の攻撃で蛇は倒れ、真白もハルの攻撃でダウン。

なんというか、、、GMの出目が悪くPL側の出目が良く、
真白の迷いとか蛇のダメさが強調されるクライマックス戦闘でした。

■クライマックス
信也「(無言で縄を取り出す)」
ハル「でも、こいつ縄抜けは得意中の得意だよね」
真白「てへぺろ」
クッパ「真白も連れて宇宙に行こう。さすがの真白も宇宙空間でロケットから脱出したら、行き場がないだろう(一同笑)」
美也「そうしましょう。一緒に、エデンへ!」

■最後のシーン
リレーキャンペーン恒例。
次回GMが演出する最後のシーン。

ポッドに寝かされているイヴ。
そしてそれを優しく見守るアダム。
アダム「いよいよだね。イヴ」


言ってるフィロスも一体何が待ってるのかさっぱりわかってませんが、とりあえずそれっぽいことだけを言ってみました(笑)。

◆反省と考察
ロール:5
ゲーム:4
ストーリー:4
ボーナス:5

ロールは十分満点かなー。
これといって減点要素がない。
全員が持ち味を生かしたロールプレイをきちんとしていたと思う。

ゲームはなかなかハラハラして楽しい、いいバランスだった。
ちょっとミドルがグダグダしてしまった部分で0.5点ぐらい減らしてみた。

ストーリーは、、、ちょっとグダグダしたけどリレーキャンペーンらしい「こうきたか!」が本当に面白かった。
ていうか「シェルター群がロケットに乗って空に飛んでいく」ということをNPCに説明するたびに「俺たちも信じられないよ!」という、シリアスな笑いが本当にすごかった。

ボーナスは、無事再開のプラス1点と、ゲームで惜しかった部分を加点して5点。
ちょっと甘い?(笑)

◯良かった点
・ネガティブリレーションを築く名人ソウさん。
・フォロー上手のクッパ、美也。
・最終回前の盛り上がりをきちんと作るkouGM。


◯悪かった点
・kouGMの悪い癖炸裂。
・今後の成長に期待して、あえて「下手だった部分」を列挙してみる。

個別解説。

・ネガティブリレーションを築く名人ソウさん。
TRPGはコミュニケーションゲームゆえに「他人を疑う」というロールプレイやけっこう危険。
リアルでぎすぎすしたら意味ないからね。
ソウさんはそのあたり突っ込むのが好きなので、フィロスにはできないロールプレイをできる。
すごい。

・フォロー上手のクッパ、美也。
ソウさんの動きを実現できてるのは間違いなくこの2人が脇を固めてるからだろうなー。
彼らがいるから多少暴走してもそれを「見て」いられる。
特に今回のクッパ様は随所で自分を出しつつ信也をフォローしててすごいと感じた。

・最終回前の盛り上がりをきちんと作るkouGM。
普通のキャンペーンの場合、最終回付近に「ネタ晴らし回」をやることが多い。
リレーキャンペーンの場合、当然設定に空白が多いので正直この順番はkouさん大変だと思っていた。
でも、きちんとそれっぽい理由をくっつけてくれた上、アダムの目的はうまくはぐらかしてくれた。
さらに、舞台を宇宙という非日常空間にして謎だけ残すのではなく、「最終回は盛り上がるぞ!」という引きをも作る。
ここまでの離れ業は多分他の4人ではできなかったと思う。
後者の「悪い点」はあるけれど、やっぱりkouさんにこの順番を任せてよかったと思った。

・kouGMの悪い癖炸裂。
kouGMの悪い癖、「演出中に意味のない笑いが入る」というもの(苦笑)。
多分本人も無自覚的な気がするんだけどねー。
オープニングで院長が「真白がいるから【絶対】大丈夫(GM大爆笑、PL苦笑)」とか。
クライマックス直前で賀内さんが真白に連絡とって
賀内「おう、あんたさんか」
真白「ええ、わたしよ(GM大爆笑。PLは誰が通信に出たのか不明)」

あまりにも不自然な爆笑なのでロールプレイとまざって勘違いすることはないんだけれどね。
つられて笑っちゃう豪快な笑い方なので「え、今笑うところ??」とテンションコントロールがよくわからなくなってしまう。
「つられて笑っちゃうレベルの大爆笑」は使いどころを間違えなければ強力な能力なので、もったいない!

・今後の成長に期待して、あえて「下手だった部分」を列挙してみる。
すごく乱暴に表現するなら「吟遊詩人っぽい」ところ。

賀内さんがロケットを止める電磁ネットを渡すシーンで使い方を聞いても「行けばわかる」としか言わず。
サイズも用途もよくわからないが、とりあえず持っていけと言われたから持っていくことに。
その後、PLたちは「蛇と真白を捕まえるのかな(対人)」と思って使ったら、実はロケットを止めるものだった(対物)。
この辺りは、賀内さんが目的をごまかす理由もないし、サイズ感とか使い方は説明してもよかったよなー、と。

随所にこういう説明不足があって、それを理解するのに時間がかかっていた印象。
キヨセシェルター群跡地の説明とか、アダム=院長の説明とか、戦闘時のクレーンと噴射のギミックとか。
こういうのは結構演出やNPCの口調よりも「シナリオの目的をぶっちゃけ」してしまうのが得策かなー、なんて。




はい、ということでコードレイヤードキャンペーン再開の巻きでした。
いよいよ次回は最終回。
フィロスが始め、
青海さんが方向性をつけて、
しゃめさんが広げ、
ソウさんが補足し、
kouさんが積んでくれた物語。
最後にきちんとフィロスが畳んで大団円にできるかどうか、、、。
とはいえGMだけが気負っても仕方ないので、
PLみんなと協力して楽しい最終回にできるように頑張ります。
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