mixiユーザー(id:11082433)
2019年06月20日20:58
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1.4×テレコンバーターGRの初撮影
先日、限定再生産されたBORGの1.4×テレコンバーターGRを入手しました。これまでの手持ちの機材だと、35ミリ判換算800mm以上の領域はBORGの直焦点かキヤノン2倍エクステンダーかの2択で、その中間を選択できませんでした。そこで、ちょうど少量ながら在庫が復活した1.4×テレコンバーターGRの購入に踏み切ったわけです。比較的在庫がありやや安価に手に入るDGではなく、あえてGRを選んだのは、地球照を鮮明に写したい（ゴースト対策が必須）というのと、満月前後を除いたある程度欠けている期間にキヤノンのEXTENDER EF2×と2段重ねにしてさらにもう一段、画面いっぱいに拡大したい（ヌケの良さとレンズ径の大きさがほしい）、さらに直焦点ではやや小さめの星雲も狙いたい（やはり周辺減光対策でレンズ径の大きさがほしい）、という明確な目的があったからです。
そして好天に恵まれた6月13日夜、南の空に輝く月に望遠鏡を向けました。1.4×テレコンバーターGRのファーストライト。BORG100EDにEXTENDER EF２×�靴箸�2段重ねで、縦構図にギリギリ収まりました。
6月13日の月
2019年6月13日23時12分、1/100秒露光1枚撮り、BORG100ED＋1.4×テレコンバーターGR（7215）＋EXTENDER EF 2× �掘�EOS Kiss X9（ISO400）、GPガイドパック赤道儀、東京都足立区にて
まずライブビューで10倍拡大にしてみて、テレコン2段重ねとは思えないコントラストとヌケの良さに驚きました。さすがゴーストレデュースを謳っているだけあります。テレコン2段重ねは解像度もコントラストも落ちるとよく言われますが、マスターレンズがカメラレンズよりもずっと高倍率を前提にした天体望遠鏡なので、拡大しても解像度は落ちるどころかむしろ向上していました。
さらに観察すると、シンチレーションが今一つで、月の縁は陽炎のような細かな揺らぎが常時現れていました。クレーターも細かく揺れ動いている様子がはっきりわかり、これは動画で撮影しても面白いなと思います。
多数枚をコンポジットしても解像度の向上は望み薄なので、単板画像から写りの良いものを選んで処理。コントラストとヌケの良さは仕上がりに反映されたけど、解像度を活かしきれなかったのがちょっと残念です。こうした光学機器は大切に扱えば長く使えるものなので、時間をかけていろいろと撮影していきたいと思います。
そして好天に恵まれた6月13日夜、南の空に輝く月に望遠鏡を向けました。1.4×テレコンバーターGRのファーストライト。BORG100EDにEXTENDER EF２×�靴箸�2段重ねで、縦構図にギリギリ収まりました。
6月13日の月
2019年6月13日23時12分、1/100秒露光1枚撮り、BORG100ED＋1.4×テレコンバーターGR（7215）＋EXTENDER EF 2× �掘�EOS Kiss X9（ISO400）、GPガイドパック赤道儀、東京都足立区にて
まずライブビューで10倍拡大にしてみて、テレコン2段重ねとは思えないコントラストとヌケの良さに驚きました。さすがゴーストレデュースを謳っているだけあります。テレコン2段重ねは解像度もコントラストも落ちるとよく言われますが、マスターレンズがカメラレンズよりもずっと高倍率を前提にした天体望遠鏡なので、拡大しても解像度は落ちるどころかむしろ向上していました。
さらに観察すると、シンチレーションが今一つで、月の縁は陽炎のような細かな揺らぎが常時現れていました。クレーターも細かく揺れ動いている様子がはっきりわかり、これは動画で撮影しても面白いなと思います。
多数枚をコンポジットしても解像度の向上は望み薄なので、単板画像から写りの良いものを選んで処理。コントラストとヌケの良さは仕上がりに反映されたけど、解像度を活かしきれなかったのがちょっと残念です。こうした光学機器は大切に扱えば長く使えるものなので、時間をかけていろいろと撮影していきたいと思います。
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