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2019年06月20日19:00

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北斎漫画(ネタバレあり?)

本来なら旧字体なんだけれど検索するのが難しいのでタイトルは優しい漢字にする。
まさか横山くんが北斎さんを演じるとは思わなかったし役作りの為にあのエレベーターで詰まる三時間待ちの北斎展行ったのもびっくりしたけどね。
私は連れられて北斎さんのお墓に行った時やらトーハクで富嶽三十六景見ておーとなったあれやこれやを思い出したが知識となるとWikipedia(苦笑)
前日に必要そうなとこだけを読み込み当日はパンフのあらすじを読んで整理しとく。
第一幕の鉄蔵は何をしたらいいのか模索中に見えた。
○○一門の縛りが嫌でいろんなところで絵を習ってみたり出入りしたりしても結局は「自分」じゃないから飽きちゃう。
それを面倒見てるのが唯一の親友の佐七と娘のお栄。
と後は金づる扱いされてる義理の父(いっけいさんがはまり役だった(笑))
お栄役の堺小春ちゃんが子供から演じてるんだけど本当に小さい子みたいでだけど性格は親父似だからどこか斜めなとこからシビアに見てる(笑)
そんな中でお直という女性にみんな出会う(出会わされた方は気の毒)
佐藤江梨子ちゃんが艶やかで色気のあるお直を演じるんでは無くてそこにいましたって感じ。
お直は悪気はないと思うんだけど佐七以外の男性陣は見事に振り回されてた。
第二幕は既に北斎さんになって私ははじめお茶の○博士かと思ったのは秘密だ(苦笑)
有名にはなったけど更に頑固さに磨きがかかって誰の言う事も聞かなくなってる風に見えた。
名前が何回も変わってる人だから何かを常に探して変貌したくなるのかな?
まあ凡人には理解出来ないのは確かだが。
お栄ちゃんが嫁に行かなくて気の毒みたいに言われてるけど江戸時代江戸の町は女の人の人口の方が少ないので嫁の貰い手はいくらでもあったから行こうと思えばいつでも行けた。
でも彼女の意志があるのでそう本人が決めてるのなら一概に可哀想とは思わない。
だから何だかんだとちゃんとたまに来る佐七おじちゃんとの生活が好きだったんだろう。
そんな中口入れ屋から来た女が着飾らせてみたらお直に瓜二つ。
北斎さんの煩悩が全開でワロタ(笑)
その煩悩は最後まで切れなくて亡くなる寸前までとは凄まじい。
光が当たって皆さんが頭を下げた時にあれ?と思ったモノです。
キャストの皆様が一人ずつ挨拶していき最後に鉄蔵の姿の横山くんが現れた。
一度下がったけどみんなで立ち上がっての拍手が止まないので再度横山くんが登場。
この時の横山くんはもういつもの?横山くんがお手振りしての御挨拶で何か安心して泣けた。
それくらい彼は鉄蔵さんだったんだと思う。
後は舞台装置も見事で浮世絵が映されるたびに綺麗だった。
円盤化して欲しいなあ。
もう鉄蔵さんは一度でお腹一杯なので後は北斎さんと言う人を勉強してかないとなあと思った。
今回の舞台は装置の関係かあちこち見切れを潰してるように見えたけど見れる機会があれば見て欲しい。
横山くんではなく鉄蔵さんがお待ちしてます。
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