ミニストップおにぎり108円へ値下げ

ミニストップ、おにぎりを毎日100円で提供へ　7月2日から全店で
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5670197

　ミニストップは我が家から最も近いコンビニでもあり、よく行くので、そういう意味では嬉しいニュースではありますが、裏にある真実は、景気がかなり悪くなっているということです。

　ミニストップのおにぎりの価格は従来「紅しゃけ」「ネギトロ」「辛子明太子」が130円、「紀州南高梅」が116円などでしたが、これらも一括して価格を引き下げ108円均一で販売するそうです。

　経緯についてミニストップは、「昨今の長引く景気の先行き不透明感があり、生活に密着した業態において朝昼晩の食事で購入頻度の高いおにぎりを、求めやすい価格で販売することにした」と説明。同時に関連商品の充実も図ることで、客数や客単価の増加につなげる狙いとのことです。

　10月には消費増税を控え、私のような商売をしている者も、消費者の買い控え感を強く感じている次第です。

　消費増税の問題ももちろんありますが、簡単に上げられる社会保険料が年々高くなっていることで、大企業に勤めていて給料が上がっても、そのアップ分は相殺されてしまい、中小企業に至ってはそこまで給料のベースアップがなく、手取り収入は下がるばかりなのです。

　その上、原材料高や人件費の高騰（と言ってもアルバイト、パート、運送や建設などの肉体労働が主）によって、飲食料品を中心とした物価が上がっていることが、景況感の悪化に拍車をかけています。

　このところツイッターやフェイスブックなどで、小さな飲食店のお店の閉店のお知らせも目立って来ています。

　私としても先行きは明るく考えられませんが、何とか食らいついて、生徒さんとその親御さんに必要とされ、厳しい家計の中からお金を払って頂くだけの価値を感じて頂けるように頑張るしかありません。

　個人的には、子供達を社会のスタートラインに連れていくまでは、何としてもやっていくしかないというのが身につまされる思いです。

　気楽な人生に憧れる時もありますが、やはり人生は一度だけでもあり、最後にこういう苦労を笑って思い返せるように、子供達にとって誇れる父親として認められるように前向きに努力します。