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2019年06月16日23:27

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散策雑感・食と農の博物館

東京農大の附属博物館です。

三軒茶屋からバスで西に向かいます。渋谷発で結構な頻度出来ますからあまり時刻表を気にしないで済みますね。
世田谷通り農大前で下車、北側は東京農大、南側馬事公苑へと続くけやき広場の途中右手にあります。
突き当たり馬事公苑は現在オリンピックに向けて改修中です。5年に一遍くらいは来ていたんですが、ご無沙汰している間に工事が始まってしまった。

黒い4階建てくらいの建物、目立つのは入り口近くにある高さ3メートルくらいのナレースワン大王鶏(ビルマの軍鶏ですね)の像です。
中はロの字型の幅広い通路、中央はエレベーターや階段が有ります。

入り口正面は吹き抜けになっており、右手に2階に上がる階段、通路を挟んでトラクターなど実物が数台展示されてます。左手前方の壁面には8/5までやっている農芸化学のイントロビデオが流れています。階段下には樹齢1,400年の屋久杉などの巨木の輪切りがいくつか置いてあります。

左手曲がり農芸化学の展示に。なんで農業では無く農芸なのかというと技術・アートと言う意味が込められているそうです。
鈴木梅太郎他による土壌改良、リン鉱石による化学肥料、うまみの発見などの化学がらみの歴史。そして最新研究の紹介へと続きます。
機能性食品の発見や開発など現在研究しているものやその成果が展示されています。

角を曲がり中央には階段やエレベーターの乗り口が、そして外側建物の外への出口があります。
出たところには温室、バイオリウム。マダガスカルを中心とした植物コレクションとキツネザルもいます。
戻って入り口から見て左角にはカフェがあります。

入り口近くの階段を2階に上がります。
奥はセミナールームなどがあるようです。手前から左手にはニワトリの標本。いわゆる地鶏と呼ばれるが百羽近く展示されています。
鶏の品種って遺伝的にはごちゃごちゃでひどいらしいですね。純粋な単系品種というのが無いそうです。有る品種だけで繁殖しようとするとその内卵を産まなくなってしまうそうで適当なところで違う品種と混ぜ合わせないと行けないらしいです。掛け戻しをして戻そうとはするけど混じったのは間違いなく結果、遺伝情報を見てもどういう系統をたどったか判らなくなるそうです。

左手奥は農大ブランドの日本酒数百品種の瓶が並んでいます。
角を曲がり、酒造りの様子のジオラマや日本の酒文化の浮世絵、桶などの小道具が並んでいます。
けやき広場が見える当たりにはリュウキュウイノシシの全身骨格雌雄が展示。
吹き抜け手前には農家の古民家家屋と古農具が展示されています。

大して大きくもないし、馬事公苑は休園中なので馬事公苑横を西へ進みます。
突き当たり上用賀公園 門扉付きの公園です。プロムナードを西に50メートルほど進むと、こんもりした草地広場を取り囲むように道が続きます。反対側の門扉の近くには東屋と遊具が、北側草地広場には健康遊具があります。そのほかにレインガーデン玉石が並ぶ窪地があります。
元に戻り北上、すぐにもう一つ公園・上用賀四丁目公園があり、世田谷通りに戻ります。

三軒茶屋にバスで戻り、キャロットタワーにのぼります。
26階展望室に上がりますが、最近来ましたから変わりないですね。惜しむらくはレストランに貸し切り客が入ったため新宿池袋方面がしっかりのぞけなかったことかな。
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