映画やライブの類を見るのは久しぶりです。
何回か機会があったのに、土壇場でチケットを無駄にしていて、ずいぶん間隔が空いてしまった。
またその、久しぶりの観劇が国府台ネタという。。レヴューしづれーww
俺と同年代の国府台生にはおなじみ、「制服自由化」問題ををめぐって、書記局、監査、なぜか生徒会室に入り浸っている先輩、さらに教諭や一般生徒が右往左往。ジェンダー問題や多数決のあり方など、いくつか現代的な要素を加えつつ、ついに生徒総会で議決が行われる……的なお話でした。
いろんな生徒たちが、制服を自由にしたかったりしたくなかったり、のオムニバス的なエピソード4話+生徒総会という進行。登場人物大杉w なんだこれ。
それと笑ったのが、「制服廃止運動反対について考える会」という有志グループのネーミングです。めっちゃ国府台っぽい(≧▽≦)。そして、わかりづらいっww 賛成なのか反対なのか、ハッキリせい
作家が先輩OBに取材して書いたという脚本は、懐古感満点で引き込まれました。生徒総会でのシリアス場面では、ちょっと泣きそうなった(^^;。
欲を言えば、途中の会話やくすぐり部分に、もう少し時事ネタがあってほしかったです。全体が、コントの積み重ねみたいな作りだったのはちょっと残念です。
あと、先生(できれば校長がよい)をシンボルに、反権力の意思表明をする場面がほしかったかなぁ。そういう時代の国府台を描いた話なら、マストアイテムでしょう。
役者では、祐木先生と、監査の見習い役の竹田くんが好きでした。ビジュアルでいうと書記の江益ちゃん。彼女が今イチ報われずに終わったのは残念(か?)。オセロ波多野ちゃんもかわいかった(^^;。
ネタバレですが、最後、制服自由化案は否決され、旗振りしていた生徒会長は解任されてしまいます。代理を務める副会長と、元会長による後日談がエピローグ的に使われるんだけど、ここは是非KCRを絡ませてほしかったですね。
総会で発言した生徒たちの有志何人かがKCR検討委員会を立ち上げ、もう一度制服自由化を考え直す、みたいな。そういうラストだったら、絶対号泣したと思うww
国府台シリーズの芝居は、本作を含め3本あるそうです。残りも是非観たい。そういう気持ちにはさせられました。面白かったです。
75点。
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