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2019年06月11日13:10

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『哲学研究 第602号』

昨日、ジュンク堂書店が加入している「honto」のサイトで�狷E沈犠´瓩肇�ーワードで検索してみると、『哲学研究 第602号』(京都哲学会編集)という学術雑誌が挙がってきた。

『哲学研究 第602号』の内容、掲載論文を見てみると、藤田正勝「京都学派の哲学の展開」、満原健「十九世紀ドイツ心理学と西田幾多郎の『善の研究』」、氣多雅子「散らばりと取り集め ―ハイデッガーと無の思惟―」であった。

発行は、2018年2月ということになっていて、在庫のある店舗はなかった。そこで思い切ってジュンク堂書店大阪本店に電話をかけて取り寄せ可能なのかということを聞いてみた。

すると、この『哲学研究』という学術雑誌は、発行元と出版元、そして印刷元が異なっていて、バックナンバーの在庫をいつまで保存しているのかも契約で取り決められていて、取り寄せ可能かいないかはしばらく時間がかかるということであった。�爐修Δ覆鵑性瓩隼廚い覆�ら、取り寄せ依頼しておいた。

すると、30分もたたない間にジュンク堂書店大阪本店から『哲学研究 第602号』の件で連絡があり、キリキリで取り寄せ可能だという返答であった。

わたしがこの『哲学研究 第602号』の掲載論文で読んでみたいのは、藤田正勝「京都学派の哲学の展開」と氣多雅子「散らばりと取り集め ―ハイデッガーと無の思惟―」とである。

藤田正勝氏は京都大学の名誉教授で京都大学文学部哲学科宗教学専攻を卒業され、武内義範先生、上田閑照先生の下で宗教哲学を学ばれた。京都大学文学部哲学科宗教学の助教授を務められたのち、京都大学の大幅な組織改編で京都大学文学部哲学科内に新設された「日本哲学史」という講座の教授として、西田幾多郎、田辺元を中心とした京都学派の哲学から清沢満之、そして戦後の京都学派の哲学まで幅広く「日本哲学史」を研究され、2018年10月に『日本哲学史』(昭和堂)を刊行されている。なお学位論文は『若きヘーゲル』で、その学位論文は後に創文社から刊行されている。

気多雅子氏は藤田正勝氏の同じく京都大学の名誉教授で、藤田正勝氏の後輩にあたる哲学者で京都大学文学部哲学科宗教学で武内義範先生、上田閑照先生に教えを受け、金沢大学を経て京都大学文学部哲学科宗教学の教授務められた。わたしが気多雅子氏の名前を知ったのは、わたしがまだ大谷大学の学生時代に、京都大学文学部哲学科宗教学研究室刊行の学術雑誌『宗教哲学研究』に掲載された、「親鸞の非僧非俗をめぐって」という論文に目を止めたことだった。この「親鸞の非僧非俗をめぐって」という論文は、親鸞の�猗鸛糧鸞��瓩箸い�在り方、生き方から、ハイデッガーの�狃擦爿瓩箸いΔ海函△気蕕縫魯ぅ妊奪�ーの科学論を論じ、現代における人間存在の在り方、生き方を論じたもので、非常に面白く思えた。この「親鸞の非僧非俗をめぐって」という論文は、1992年創文社刊行の『宗教経験の哲学―浄土教世界の解明』に収められている。

氣多雅子「散らばりと取り集め ―ハイデッガーと無の思惟―」という論文の内容はまだわからないが、ハイデッガーもその主著『有と時』において�猝記瓩鰐簑蠅箸靴討い襪�、その�猝記瓩蓮△匹海泙任皚猴��瓩紡个垢覘猝記瓩任△辰董∪湘調�多郎が論じた�狎簑侈記瓩任呂覆ぁ�西田幾多郎が�狎簑侈記瓩廊猴�・無�瓩梁侘�を超えてむしろその�猴�・無�瓩梁侘�を成り立させる�狆貊雖瓩箸い�性格を持ってくる。きっとそのあたりの問題をハイデッガーの�猝記瓩気蕕縫縫劵螢坤爐箸いμ簑蠅鰺蹐瓩討輜世犬討い襪里任呂覆い�と想像しているのだが。果たしてわたしのこの想像は当たっているのだろうか。

そんなことも含めて『哲学研究 第602号』に目を通してみたいと思い、購入することにしたのである。
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