■ニュース番組で“ありえないミス” が続出! 急増する「非常識AD」の実態
(週刊女性PRIME - 06月09日 20:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=5655989
何人もの中途採用組の新人を連れ回してきたが
冷や汗をかいたシーンもある。
ある行政庁長官とのインタビューに臨んだ時のことである。
先方は組織トップであるから、当方も代表者をインタビュアーとし
自分はインタビュー補佐と撮影
そして、新人は撮影のみとの役回りで臨んだ。
しかし、事件は初対面の挨拶の冒頭から起きてしまった。
長官との名刺交換で、代表、自分、そして新人の順に行ったが
腰を低くして名刺を差し出した長官に対して
そいつは、撮影機材の入ったショルダーバッグも置かず
肩に担いだまま片手でそれを支えつつ
新米の分際で残る片手で受け取り
片手で自分の名刺を渡したのである。
咄嗟に後頭部を引っぱたきたくなったが、後の祭り。
もちろん、長官は顔色一つ変えることもなく
応接をすすめてくれ、滞りなく用件は済ませた。
事後に代表と二人きりになった時に話した。
代 表「あれを見たときは、冷や汗をかいたぞ」
自 分「社会経験のない新卒ならともかく
中途組だから挨拶の作法くらいは
前職で心得ているものと思い込んでいたが
そんな基礎的な社会人としての常識も教えなかった前職の職場とは
どんな会社だったのか……
当然ながら、長官も同じことを我々に対して感じたことだろう」
普通ならここで
代 表「二度とあんな奴は連れてくるな」
自 分「奴を採用したのは、あなたですよ」
と言い合いにでもなりそうなものだが
お互いに無気力で、その元気もなかった。
研修を兼ねての新米引率ではあるものの
この時ばかりは、連れてくるんじゃなかったと後悔した。
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