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2019年06月09日02:57

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「GDP六〇〇兆円」実現目標について

 次の参院選に向けた自民党の選挙公約が発表された。その中で、経済面では「GDP六〇〇兆円」実現を目指すという。しかし、GDPによって経済の規模を測る現在のやり方には、マイナスの面が大きいのではないだろうか。
 GDPを上げるにはモノやサービスを作り出す必要があるから、そもそも「消費」されることが前提となる。結果、私たちは現在の大量消費社会を生み出した。一方で、日本は今後人口が減少していくことが明白だ。その中でGDPの向上を続けるには、私たち一人当たりが今以上「消費」をしなければならないことになる。
 今でさえ、廃プラスチックや大量廃棄の問題が課題となっている状況のもと、闇雲にGDPの数字を求めることが、私たちの求める社会の在り方につながるのだろうか。
 これからの時代には、GDPではない別の視点から世界を見つめ直すことが必要ではないだろうか。


https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201906/CK2019060802000177.html
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