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2019年06月08日09:36

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オーディオ(ハード機器)のプレゼント

皆様、おはようございます。


小学5年生(1957年)時に、秋葉原の総武線のガード下にあったお店で、組み立て式の鉱石ラジオ(350円)やゲルマニウムラジオ(500円)を制作して以来、月刊誌「子供の科学」や「MJ:無線と実験」に掲載された小型(真空管式)アンプの数々を制作してきました。


1964年から開催した「バッハの音楽に親しむ会」で、1968年に、東駒形教会の黒田牧師が退任され、1970年に新しい牧師が着任されるまで、牧師の卵だった織田さん夫妻が2年間、礼拝行事や教職に従事されました。


織田さん夫妻は新任された雨宮牧師が着任された後、牧師になられて、東中野教会の専任牧師になられました。


織田さん夫妻は、バッハの音楽をこよなく愛され、牧師の卵なので、オーディオ(ハード機器)を購入できる程、収入が得れず、もっぱらラジオで、クラシック音楽(音楽の泉、音楽の絵本)を聞いているとの様相を聞くことが出来ました。


月刊誌を見て作成した小型(真空管)アンプが複数台あり、スピーカーのエンクロージャー(箱)も自作して、フルレンジ・スピーカーを収納したものを複数所持していました。


当時、NHK(日本放送協会)で、小型モニター・スピーカー(16cm口径のフルレンジ・スピーカー)として採用されていた三菱ダイヤトーンのP−610A&Bタイプ、パイオニアのPE−16を、夫々、秋葉原のガード下のお店で、1250円/台で購入したものを主に、その他、日本製の小型フルレンジ・スピーカーを多数保持していました。


また、大学生時代、汽車製造(株)で、アルバイトして得たお金で、LPレコードプレーヤー(5000円〜10000円/台)も複数台所持していたのです。


そこで、織田さん夫妻に、オーディオ(ハード機器)一式(スピーカー、アンプ、LPレコードプレーヤー)をプレゼントしたところ、大いに喜んで戴けました。


また、LPレコード(バッハの音楽作品)も、数枚しか持っていないというので、ストック用として収集したLPレコードを数十枚プレゼントしたのです。



1990年頃には、スピーカー(ボックス)が50台あり、フルレンジ・スピーカーや2WAY方式の小型スピーカーを収納していました。


余りにも多数収集し過ぎたので、1990年から開催した「古典音楽鑑賞室(小博物館)」に訪れて戴いた、クラシック音楽ファンやオーディオマニアの希望者にプレゼントし、これも、大いに喜んで戴けました。


現在、BBC(英国放送協会)仕様のホーム・ユース・モデル(家庭での音楽鑑賞用)にアレンジした小型モニター・スピーカーをはじめ、種々のモデルが22台あります。


オーディオ機器のリサイクル・ショップや骨董品屋で、なかなか入手できないものばかりです。


メンテナンス(維持)管理も、部品調達期間が、とっくに過ぎているため、容易ではなくなってきました。


まあ、真空管アンプは、未だに、部品調達できるため、アンプの回路構成も単純なため、修理出来ても、トランジスター・アンプは、手に負えないものが多いです。


昔々から、オーディオ(ハード機器)やソフト(LPレコード)は、宝石を買うような値段が付いていたので、高収入者しか購入できませんでした。


そこで、高級なオーディオ(ハード&ソフト)を購入できない人のために、名曲喫茶店が流行り出し、クラシック音楽専用の喫茶店、その後、ジャズ専用の喫茶店がどんどん増大していきました。


高校生時代から、お茶の水にあった「ウィーン」や「丘」の名曲喫茶店に通い出し、お店の係人に頼んで、名曲の解説をさせて戴くことが出来ました。


当時、高校生は、喫茶店に入ることが禁止されていましたが、通っていた学校から離れていれば、先生に見つけられないと想い、お茶の水界隈に限りました。


銀座の名曲喫茶店は高価過ぎて、学生は出入りできませんでした。


通っていた高校は、山手線の大崎駅と五反田駅の間にあった立正大学付属高校で、その界隈の喫茶店に出没していたら、先生に見つけられ、退学処分にさせられたかもしれません。


そのような環境で、喫茶店にいくと、珈琲代も馬鹿にならなくなってきたので、お小遣いをせっせと貯金して、アンプつくり、スピーカーつくりに、専念していったのです。


このようにして、作成し続け、収集したオーディオ機器を、捨てるに捨てられず、希望者にプレゼントした次第です。


種々のアンプつくりをして、真空管と音質の関係、回路構成と音質の関係、アンプとスピーカーによる音響(音の響き方)の相違観を習得でき、いい実験材料となりました。


終活として、これらのオーディオ(ハード機器)も、断捨離する羽目になるかもしれません。


行く行く、子供や孫が、クラシック音楽とオーディオに興味を注ぎ、「古典音楽鑑賞室(小博物館)」を引き継いでくれれば、本望なのです。


あらえびす(銭形平次の著者:野村胡堂)さんのお孫さんは、東北地方に、SPレコードによるクラシック音楽博物館を開催しています。


これと同じようにしたいのです。


クラシック音楽&オーディオの啓蒙と普及活動に、「音楽の捧げもの」として、子や孫に、引き続いて行って貰いたいと想っているのです。


そのためにも、出来る限り、長生きしたいと想っているのです。


感謝。

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