せっかく時間があるからね、たまには趣味の活動をしようじゃないか。
<strong>「パラレルワールドラブストーリー」</strong>
あぁ、、CMで驚愕の108分!とか言っちゃってまぁ、、
もうね、CMに踊らされるのはたくさんです、映画のCMはおれは信じないぞもう(笑)
ヒットメイカー東野圭吾先生の実写化は不可能と言われてきた小説の奇跡の実写化!
ということで、、これももう信用しなくていいワードの一つだなぁ。
そんなに簡単に奇跡が起きてほしくないです、もう映画の内容の前に突っ込みどころが
多すぎるよ、困った話だまったく。
お話の内容としては、
<strong>キスマイ玉森くん</strong>が学生時代に電車でチラ見していた気になる女の子
<strong>吉岡里帆</strong>が、就職後、ある日突然自分の親友の
<strong>染谷将太</strong>の彼女として登場してきて、しかもこっちは覚えているのに向こうは覚えていない感じ、明らかにお互い意識していたはずなのに、、なんかほかにも記憶の思い違いみたいなのがちらりほらりとある、頭痛い、、最先端の脳とか記憶とかの研究の仕事をしているみんながなんなんだろう、、と考えていく、、みたいな。
とりあえずキモになるのは
<strong>記憶</strong>です、記憶関係の映画は多いからね。
なんか記憶違いがある気がする、あたりが気になるところです。
おもしろいことに
<strong>キスマイ君</strong>と
<strong>どんぎつねちゃん</strong>カップルのシーンと、
<strong>染谷将太</strong>と
<strong>どんぎつねちゃん</strong>カップルのシーンが入れ代わり立ち代わりするんです。
でも、いきなりすぎて正直訳が分からないんです、、もし同じ時間軸の違う世界の
流れを描きたいなら、せめて映像の取り方を変えるとか、映像の感じを変えるとか、
そのぐらいはしてほしかったかもです、
<strong>「ソロモンの偽証」</strong>では同じ場面の見ている
人が違うシーンなんかのときには、映像の明るさを変えていました。
突然シーンが始まって、あ、今は
<strong>キスマイ</strong><strong>どんぎつねちゃん</strong>なんだね、あ、次は
違うんだ、あ、そうなの?なんで?とまぁ、たしかに観る人は驚愕する映画では
あったかな、違う意味でね。なんていうか、、説明がたりないんだよなー。
しかしあれだ、
<strong>吉岡里帆</strong>は本当に最近作品に恵まれてない感じがしちゃいます。
<strong>「明烏」</strong>のときのコメディエンヌぶり好きだったんだけどなぁ。4年前かぁ。
あと、ごめん、
<strong>キスマイ君</strong>はまだ映画の人じゃないなー、、
そして
<strong>染谷将太</strong>はさすがのいい感じだなー、だからバランス悪いんだ
<strong>キスマイ君</strong>と。
でも仕方ない、
<strong>キスマイ君</strong>が主演だからね。
とはいえやっぱり
<strong>染谷君</strong>と
<strong>キスマイ君</strong>の差がどうしても気になりました。
そういう意味で言うと、
<strong>キスマイ君</strong>はものたりなかったです。
去年改名していた
<strong>ミムラ</strong>こと
<strong>美村里江</strong>はなんともいい女優さんになってきました♪
なんだったかな、WOWOWかなんかのドラマにいい感じの役で出てたんだよなぁ。
理由は一つ、ただ単に好きなんですあの感じが、女性として(笑)
<strong>清水尋也</strong>、うわぁ、あの細くて片目が髪の毛に隠れてる感じ、研究員ぽい!
<strong>筒井道隆</strong>と
<strong>田口トモロヲ</strong>はとても安心して観られます、ほっとする。
最初にも書いたけど、キモの部分は記憶です、なんでおれは覚えてるのに向こうは
覚えてないの?とかなんでおれの彼女だと思ってたのに親友の彼女なの?とか。
なんとなーく、その秘密を匂わすようなセリフを言うことがあるんだけど、まぁ、
そこまで気になる感じでもなく、、
せっかく謎を増やして気になる展開にしたいのなら、その謎が解けたときの快感は
強めにほしいところです、でもそこもなんかたりない、、
記憶系の映画はどうしても、感動しなさい、みたいな方にもっていこうとすることが
多いです。あなたは忘れているかもしれないけど私は覚えていて、その思いの強さが
忘れていた記憶を甦らせる、みたいな。
今作は言ってしまえば記憶系の亜種的な映画だと思いました。
んー、、別に記憶系の映画が特別好きなわけではないけど、記憶系映画はこうあれ、
みたいな固定観念はあるわけです。マンネリと言われてしまうかもだけど、むしろ
そのマンネリを楽しむ、みたいなレベルになってしまっているジャンルだからね。
簡単に言ってしまえば、今作はちょっとずるいな、と思ってしまいました。
ほぼ答えになってしまうから言えないけど、そのやり方ってその設定があれば比較的
どうとでもなるじゃないかと。
動機もしっかりしてないし、、ラストも理由がわからない、、んー、、なぜそうした?
だから、演技差、動機、説明、設定、感動、その他諸々、全体的になんか足りない、、
と思ってしまったんです。
というわけで、オススメ度は2、ちょっと残念です。
どなたか吉岡里帆に愛の手を、、なんなんだこのもったいなさはまったく。
朝ドラに出てたメガネっ子の役とかよかったって聞いたぞ?うーん。
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