6月1日、映画の日・・・なんで、観てきちゃいました。
悩んだんですよね、例の佐藤さんの発言でなんだか出鼻をくじかれて。
それに加えて、我が国周辺のことを忖度しまくって、原作を相当変えて
いることは分かっていたんで・・・。
でも、まあ、映画館で観たいなぁ・・・という気持ちに負けました。
結果としては、映画館で観て良かった。
確かに東亜連邦だったかなんだか、テロリストなのか何なのか訳の分か
らない謎の国による侵略っていう設定は相当にムリがありますが、かと
言って、そのまんま中国により侵攻っていう内容の映画を作れるのかと
言えば、まずムリでしょう。
そういう意味では映画化しただけ立派なのかも。
で、そんな状況で、まだ「我が国は戦争は絶対にしないのだ」という、
作品全体に流れる空気というのは、実際どんなもんかと思います。
あんな正体不明の国(国かどうかも不明)の攻撃を受けているのに、
人命を尊重して交戦しない、とかのたまうのって・・・ちょっと共感で
きません。
でもね、「観て良かった」の評価は、そういうところを踏まえた上です。
あくまで平和を尊重する国民である、という強い主張が観てとれるから
ですね。
ただのドンパチが好きな国じゃあないよ! って言ってますから。
そして、何よりも出ている俳優陣のシブさがいい!
西島秀俊のクールな役柄、その顔芸もなかなかのものです。
冒頭言及した佐藤浩一も役柄としてはちゃんと演じていますので文句は
ありません。
自衛隊の方々の苦労をしのぶ良い機会を得たというものです。
2019年日
☆☆1/2
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