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2019年06月02日21:27

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ハムレット

5/21(火) Bunkamuraシアターコクーンへ行ってきました。

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岡田君の舞台を見るのは、パルコ劇場でやった「ウーマン・イン・ブラック」以来。
今回見に行く気になってのは、NHKのドラマ『昭和元禄落語心中』の八雲役が、
本当に素晴らしくて、あの後にやる「ハムレット」だからこそ、見ごたえがあると思ったから…ウインク
たまに会う知人も、あの八雲役にハマっていたというから、新たなファンを増やしたと思います。

今回の出演者は、この方々。

岡田将生、黒木華、青柳翔、村上虹郎、竪山隼太、玉置孝匡、冨岡弘、町田マリー
薄平広樹、内田靖子、永島敬三、穴田有里、遠山悠介、渡辺隼斗、秋本奈緒美
福井貴一、山崎一、松雪泰子

1階M列から見ましたが、舞台装置が一部塔のように高くなっているので、
ちょうど良かったのかもしれない。
そして、シアターコクーンで回り舞台を使ってるのが珍しい気がする。
舞台装置が、とても印象的で、塔もあれば、そこへ向かう階段もあり、
城門のようにも見える扉もあり、寝室を上から覗けるような感じにもなっていたりと、面白い。
あれも、美術・衣装担当のスートラ・ギルモアさんの案になるんだろうか。

演出は、イギリス人のサイモン・ゴドウィンさんだったのですが、上手く言えませんが、
いたってシンプルで、ストレートな印象を受けました。

岡田君のハムレットは、やはりドラマ『昭和元禄落語心中』で、落語の稽古を相当したせいか、
ハムレットの独白とかが、とても自然に演じられてたと思う。
青年ハムレットらしさが、そこかしこに感じられてた。

一方、黒木さんのオフィーリアは、儚げで、心がポッキリ折れてしまった様子が、実に哀れだったし、
妹を溺愛してるレアティーズ役の青柳さんは、父と妹を一度に亡くした悲しみと
それ以上の憎しみの激しさが、強く感じられた。
しかし、一瞬青柳さんだとわからなかったあせあせ(飛び散る汗)
気のせいか、六本木で見た舞台の時より、ふっくらして見えたのよねあせあせ

松雪さんの王妃は、母としての苦悩がとてもよく感じられたし、
息子を思う気持ちも痛いほど伝わってきた。
松雪さんは、高貴で凛とした雰囲気がよく似合う。
あの声も、高すぎず低すぎず、通る声も聞いていて、気持がいい。

山崎さんが、コミカルなポローニアスなのが、唯一笑いを運んでくれるから、少しほっとできる。
それ以外は、本当に話が重いからねぇ〜もうやだ〜(悲しい顔)

しかし、シェイクスピア作品は、どの役も結構セリフを若干まくしたてないといけないせいか、
滑舌が悪いと、ダメだよねあせあせ(飛び散る汗)
一部聞き取りづらい方々がいて、それだけがちょっとね〜

ストレートプレイでないのも入れたら、何度か見ている「ハムレット」ですが、
やっぱりキャストが違うと印象も変わるから、見たくなる演目です。

私が見た回も、結構立ち見の方がいらっしゃいました。

公式HPは、こちら…https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/19_hamlet/

岡田君のインタビュー記事は、こちら…
https://enterstage.jp/interview/2019/04/011835.html
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