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2019年05月31日13:44

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SAYONARADOLLに込めたイチャリバチョーデー

一昨日は大阪ステーションシネマで「小さな恋のうた」を観てきました。

監督:橋本光二郎

配役(役名):佐野勇斗(真栄城亮多)、山田杏奈(譜久村舞)、眞栄田郷敦(譜久村慎司)、森永悠希(池原航太郎)、鈴木仁(新里大輝)、トミコクレア(リサ)、佐藤貢三(譜久村一幸)、中島ひろ子(譜久村静代)清水美沙(真栄城慶子)、世良公則(根間敏弘)他。

沖縄出身のバンド「MONGOL800」のカラオケ人気曲として今も上位にランキングされている「小さな恋のうた」をインスパイアした青春映画です。

高校の軽音楽部でバンドを組んで学園祭での演奏に向けて練習を続けていた亮多、慎司、航太郎、大輝の4人は世話になっているライブハウスのオーナー根間のツテで、レコード会社からのスカウトを受けて有頂天になっていましたが、慎司と亮多が信号無視してきたワゴン車に撥ねられ、慎司は即死、亮多は記憶を失ってしまいます。
ワゴン車は逃走しますが、米兵士が運転していたらしいという情報が流布されますが、犯人は捕まらず迷宮入りとなります。

慎司には米軍基地内で暮らしているリサというがーめフレンドがいて、リサは慎司の死を悲しみますが、市民団体の猛抗議に米軍は基地からの外出を禁じます。
そんなリサに慎司の妹・舞が慎司のスマホに未発表の曲が収められていて、曲に詩を付けてリサに聴かせようと思いつきます。

しかし、大輝が他のバンドに移り、メンバーが2人も欠けた為、舞が慎司の代わりにギター&ボーカルで参加することになります。

3ピースバンドとして再出発し、慎司の残した曲で学園祭での舞台に出ようとした3人でしたが、根間が作ったチラシと常連客が拡散した動画が学校側に知られるところとなり、3人は出演を禁じられ、根間の計らいで学校の屋上で3人は演奏を強行し、生徒たちには大盛況でしたが、あとで学校側から厳しいお咎めを受けます。
リサはその場に駆けつけようとしましたが、市民団体の猛抗議に阻まれて基地から出られなかった上に両親からも叱責されます。

リサは基地の人間が別れを告げるときに贈る「SAYONARADOLL」にイチャリバチョーデー(出会ったら皆兄弟)のメッセージを舞に託します。
そして、最後に慎司が残した曲に「SAYONARADOLL」のタイトルを付けてまたしても根間のアシストで、3人はリサに基地の外から演奏を聴かせ、リサに別れを告げるのでした。

沖縄に行ったときに、この作品の予告編CMをあちこちで目にして、観に行く気になりました。
レビューには反基地活動を称賛しているバックボーンを批判する書き込みがありましたが、実際に観てみると、抗議活動のせいで若者たちの自由が制限される羽目になり、真逆の印象でした。
友の死という辛い経験を乗り越えてゆく、爽やかな青春映画でした。

公式サイトURL
http://www.chiikoi.com
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