■痴漢されたら「安全ピンで刺す」は正当防衛か傷害罪か? Twitterで大論争
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=5634430
発端となったマンガを投稿したアカウントの人。あまりネットで取り上げられていないけれど、「当時はスマートフォンではなく、カメラ機能も弱かった」という補足を投稿した上で、「現在でも同じやり方で良いのかは分からない」としている。
プロフィールから察するに、投稿者はスレイヤーズ世代の人。そこから逆算すると、養護教諭からアドバイスを受けた中高生の頃というのは90年台後半。当時はまだ「スマートフォン」ではなく「携帯電話」の時代で、その携帯ですら持ってない、もしくは持たない人も多かった頃。一歩間違うとコナンくんもポケベル。
で、痴漢冤罪の問題が広く知られるようになった「それでもボクはやってない」は2007年。それまでは、女性は絶対的な弱者という立ち位置。
確かに90年代後半当時であれば、「有効な手段を持たない絶対的弱者が、やむにやまれず」ということで、安全ピンにも一定の妥当性があったかもなと。
もっとも、デバイスの進化によって 被害者が助けを求める手段が増えて、男性側からも冤罪への反発が強まっている今現在、わざわざ安全ピンという物議を醸す方法を使う妥当性があるかと言うと、なかなか厳しいものがあるのではないか。
で、安全ピンの使用に賛意を示している人たちの言説を見ると、「他に止める手段がないから」というよりは、「加害者へ報復すべし」という感じ。それは目的と手段がひっくり返ってはいまいかと。
まぁこの記事を含めて ネットニュースを斜め読みすると、法律家も「安全ピンは正当防衛」と太鼓判…みたいな感じに見えるけれど、ニュースの中身をよく見ると、どれも「安全ピンで負わせた怪我の程度、刺した回数によっては、正当防衛になりうるかもしれない」と、非常に限定した書き方になっている。
もし正当防衛にならなかった場合は、傷害事件の加害者になってしまうわけで、やはり 安全ピンは最後の手段で、可能な限り別の手段を考えたほうが良さそうだよなと。
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