「パリ、嘘つきな恋」5月24日公開

「パリ、嘘つきな恋」5月24日公開
人気コメディアン、フランク・デュボスク監督・脚本・主演の
秀作ラブコメディ。
共演は「グレートデイズ！　夢に挑んだ父と子」のアレクサンドラ・ラミー、
「アンナとアントワーヌ　愛の前奏曲（プレリュード）」のエルザ・ジルベルスタインほか、
大手シューズ代理店のCEO.ジョスランは、中年だが
イケメンでお金持ちの上女性にもモテるが、薄っぺらな恋をする
独身貴族だ。ある日、母親の遺品整理で車椅子に座ってるところを
近所に越してきた美女ジュリーに見られ、気をひくために
車椅子生活のふりをする。それを信じた彼女は
ジョスランを食事に招待する。ジュリー目当てで車椅子に乗って行くと、
そこで姉のフロランスを紹介される。彼女も事故のため車椅子生活だった。
ジョスランは困惑する。が、その場を取り繕うため、
不自由そうだが明るいフロランスと付き合うことになる。
ところが不自由どころか彼女は大会に出るほどの車椅子テニスの
名プレイヤーで、ヴァイオリニストとして世界中を飛び回る
活動家だった。フロランスの素晴らしい個性に触れ
心揺れる偽車椅子のジョスラン。
嘘つきと車椅子の活動家との不思議な関係が始まる。
ジョスランは彼女に真実が云えるのか？
障害を扱ってかなりピリピリしてるかと思いきや、
ネタで笑いにしながらも、ちゃんと車椅子側の気持ちや
大切な心のやさしさやデリケートな部分を伝えている。
笑わせながら、引きこまれて行き、
最後ちょっと泣ける質のいいフランス映画だ。