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2019年05月22日05:57

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小鳥

 朝の変な時間帯に起きてしまった。4:30です。外の空はコバルトブルーにオレンジ色。。とても綺麗。目覚めにバッハのピアノ協奏曲を聴いて、コーヒーを飲みながら日記を書く。。

 昨日は午前中母に付き添い病院へ。お昼は病院近くの中華料理屋さんに入って母と中華を食べる。昼頃実家に戻り、日記を書く。午後は再び父に付き添い病院へ。なんか最近毎日病院通いしてるような気がする。5月は出雲大社に行こうと思っていたのに、なかなかできない。。来月はまた梅雨が始まるし行けるかな。。

 そういえば、昨日父が地面に落ちていた嘴がまだ黄色い一羽の小鳥を見つけた。父が小鳥の横を通ろうとして一歩ずつ歩くが、小鳥も一歩ずつ付いてくる。嘴は黄色いしまだ飛べそうもない。このままほっとくと、野良猫に食べらそうだと思って、そっと抱き上げて実家にそのまま連れて帰った。格子のある籠に入れて、米粒などを与えたりして、籠も親鳥が飛んできても気づきそうな場所に置いた。
 ところが午後父と病院から実家に帰ってきたら、ベランダからしきりに小鳥の鳴き声が聞こえる。なんだろうと思ってベランダに出てみたら、その小鳥が籠の中で鳴いているではありませんか。しかもバタバタと羽を羽ばたかせて、いかにも籠から出たがりそうである。父に飛べそうだから外に出してあげたら?と言っても、父はまだ遠くへ飛べそうもないからと言ってなかなか頷かない。
 しきりに鳴く小鳥を可哀想に思い、私と父と母が代わりばんこにベランダにでて格子籠の中にいる小鳥に話しかけたり鳥の鳴き声を真似したりして小鳥をあやす。小鳥さんもなんで?の顔をして代わりばんこにやってくる私たちをじっと見つめるだけ。。。
 そうこうしている内に、親鳥と思われる二羽の鳥が飛んできて、実家のベランダの周りを旋回するではありませんか。小鳥の方もそれに気づいたのか、しきりに鳴く。これは親鳥が飛んで来たんだな〜!と父もようやく頷いて籠の蓋を開けた。まだ飛べる自信がないのか、なかなか飛ぼうとしない小鳥がじっとしたまましばらくいたら、親鳥が遠くから小鳥を呼ぶのである。なかなか飛ぼうとはせず、やっと籠から出て外を眺める様子の小鳥。ベランダの物干しざおへ飛び留まって、じっと私と父と母を見つめるではありませんか。
 これは飛ぶかもしれないから、父も母も私も部屋に入って、しばらく小鳥自身がどうするのかを温かく見守ることにした。
 しばらく鳴き声が聞こえなくなり、おやと思い三人で外に出てみたら、やっぱり飛んで行ったようである。。

 父は今まで何羽も巣から地面に落ちた小鳥を救っている。ベランダにもいつも米粒をまいたりして、いつでも小鳥が飛んでこられるようにしてある。今回の小鳥は親鳥の呼びかけに応じて飛び立ったようであるが、なかには救ってやろうとしても、幼すぎて親鳥の口から直接与えられるものしか口にしない小鳥もいる。その場合は父が手で小鳥の口を開けて米粒を与えたりしていた。でもそれでも頑として食べようせず、そのまま死んでいった小鳥もいる。。母が言うには小鳥を保護すると父は心配したりして夜も寝られない時があるという。え〜?そこまでー?と思うんだけど、どうやらそうである。笑
 まったく、父が死んだしまうのではないかと思う。笑

 夕方は実家で食事をし、夕飯のあと、暫く父と母の昔話をしたり小鳥の話をしたりして過ごす。雑談しているうちに私が眠くなってきたので、帰宅して、読書もせず、昨日は早々と寝てしまったのである。
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