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2019年05月19日03:42

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61歳の誕生日

5月9日(木)にカエデさんが亡くなってから、ずっと体調が優れない。
膀胱炎の治療をしているがまだ治らない。
いつもは薬を飲むとすぐに治るのに。
ということで、朝からお医者さん。
薬が変わりました。

お医者さんに行く前に店を覗くと、織田さんと柳谷さんが
「おめでとうございます!」とあじさいの鉢植えをくれた。
これで、大満足。

前日まで、母の日に誰も「ありがとう」の言葉もなく、誕生日に「おめでとう」の言葉もなく、離婚して苦労して4人育ててきたのに、いまじゃ、ひとり。
毎月毎月高額ローンの支払いに追われて、膀胱炎覚悟で猫を洗う。(グルーミングの後は決まって膀胱炎が出る。非常に体力を使う肉体労働です)

以上のがたまりたまって、
「私はこの世に存在価値のない人間」とまで思い詰めるようになっていた。
「何のために生きてるのか?」という疑問も持ち始めていた。
まだ母が生きてるので、母より先にと言う親不孝だけはやめておこうと思うので、なんとなく頑張ってる。
この家も店も、継がせたい長男は全くその気が無い。
新美は私の代で終わらせるのは、ご先祖様に申し訳ない。
以上、先が見えるまでは、頑張るしかない。

などなど、この1件で、吹き飛んでしまった。
ありがたい。

開店準備の後、座敷童が珍しく掃除を手伝っていたのでランチに誘う。
ギャッツビーランチは大盛況で、1時間ほど待たされた。
「今晩空いてる?」と聞いてくれたので、「一人やから」と横の座敷童に聞こえるように言う。「よかったら、歌いにおいで。誕生プレゼント」
なるほど。これは使える。
ブリーダー仲間と姉から、お祝いのメッセージが届く。
嬉しい。
しかし、それに引き替え、座敷童も子供達も「おめでとう」はない。

「還暦」とは良く言ったもので、産まれたときから望まれていない私が、小さい頃と同じように誰からもお祝いされない。
高校に入ってから、友人達がお祝いしてくれるようになった。
あと15年もすれば、いい星回りになるかな?

午後から、千里のお医者さんに行く。
来週婿入りなので、それまでワクチンを済ませたかったので前もって電話をして予約して置いた。
15時に来いと言われたが、道路が混んで15:10についたら、2組待っていた。
「遅れた私が悪いので仕方が無い」とおもいつつ3組目まで待つつもりをする。
私の後に続々患者が来ていやな予感はした。

ここの病院は、空いてる時間を狙って行くと、
「頭数が多いので、前もって電話してくれ」と言われる。
前もって連絡すると、あまり良い返事はしない。渋々という感じ。
今回、奥さんが電話に出てくれたので、大丈夫だろう、と思っていたが、きた。
「頭数が多いので、ちょっと待ってね」
1組、2組、と待ち3組目になると、私の方に声もかけない。
で、2時間待った。
3時の予約で4時には済んで、5時には帰ると行って出てきたが、間に合いそうにないので事情を説明して帰ることにする。
小さい頃野犬に襲われた私は、犬の鳴き声は地獄だったのでイライラはしていた。

こっちのお医者さんは近所よりワクチンが1000円安いので10頭打てば、十分ガソリン代が出ると思って通っているが、私の時間=人件費と消えていく。

帰りに仔猫のことを考えると「ちょっと短気だったかな」と反省をした。
このワクチンに併せて仔猫の体調管理や食事管理母猫の管理などやってきたことがすべて水の泡となる。
と思った瞬間、何件も電話をかけた。

どこも連絡がつかず、前日セールスに来ていたのを思い出して電話をしてみた。
今すぐワクチンを打ってくれるとのこと。
帰りにそちらに回る。
できたての動物病院は、前まで車が入れるので私のように大量のキャリーを下ろす実としてはちとうれしい。
待合室が、犬猫分かれているのが、もっと嬉しい。
独立したての先生は、こっちを先輩として敬ってくれ意見をよく聞いてくれる。
後は腕だな。
仔猫のワクチンは後ろ足に打つ。その理由も聞いた。
キャットホテル併設で意見を求められた。
奥さんのその真摯さに、惚れた。
会計では、他の所より1500円安くしてくれた。
後は帝王切開と去勢手術の金額と麻酔事故が無いかどうか。

20件ほどはしごしてやっと見つけてお世話になっていた動物病院は、先生の高齢化・看護師さん不在でこっちが保定しなければならない。ワクチンの金額がどんどん上がっていく。手術費用も、上がっていく。
先生の時計がロレックスになっていた。
駐車場から遠いので3つ以上のキャリーを運ぶのが大変。
加えて、去年紹介した猫が去勢手術の後呼吸困難で亡くなった。

そこで、金額の安い千里に行くようになった。
風邪を引いたこは1週間入院して無事に返してくれる。
しかしまたされる。
今度は8日に別で紹介してもらった甲陽園の医者に、往診でワクチンを打ってもらった。
次の日、カエデさんも看取ってもらった。
しかし、2件とも土曜日は休診。

猫も、セカンドオピニオンどころかサードオピニオンまで必要だな。
市外に行くようになって、今までいかに高額だったか思い知らされた。
今度は近くて安くて腕の良いお医者さんを探すことにする。
私がその努力をしないと、カエデさんのように満足のいく治療は出来ないだろう。

19時前に帰ると、何名かのお客さんがお祝いに駆けつけてくれていたそう。
閉店・夕食のあと、ギャッツビーさんにいく。
楽しくもっといたかったが、1時間で帰る。

ヨシノちゃんのオナーさんから電話。膝に乗ってくれるし、かくれんぼしてくれるし、可愛くて仕方が無いとのこと。
22時過ぎに部屋に入りメールチェック。
マイミクさんから、たくさんのお祝いのメッセージをもらう。
「ああ、私は、一人じゃ無いんだ」と感じた。

日が変わって、1時過ぎ、三男からLINE。「明日車を貸してくれ」どこそこへなんとかとか書いてあったが、最後に、「あ、そういえば誕生日おめでとう」
一人だけ、行ってくれた子供が居た。

人生、良いことも悪いことも同じぐらいというので、大型連休から良いことずくめだったので、これぐらいはご愛敬かな?
まず、私の人生は嫌なことの連続だったが、今はそこそこ満足してる。
人生でやり残したことは何も無い。

体は61歳でも、頭は、おとんぼのあまえたでさびしがり。
いつまでもかまってちゃんの私です。

さて、明日は4頭のシャンプー。洗うぞー!
なんだかんだで、災い転じて福となるご機嫌な1日でした。

写真は今日頂いた、お祝いの品々。

お祝いやメッセージをくださった皆さん、ありがとうございました。

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