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2019年05月04日22:40

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屈折した根性論

■強い叱責、ダム湖で21歳死亡 元請け側による労災認定
(朝日新聞デジタル - 05月04日 13:56)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5606554

長時間勤務やパワハラでうつ状態になって自殺した社員の話なんか聞くと、一部の人間は「昔はもっと酷かった」とか「みんなそれを乗り越えた」とか言ったりしてるけど、
やっぱりニッポン人の根性論ってのはどこか屈折してて、そんなアナログ根性主義を未だに美徳と考えてるんだよね。

「いつか大変なことになるんじゃないか」って心配するワリには、実際に死者が出てからじゃないと動き出さないのがこの国の風潮なんだよ。
この現場監督なんて古参の上等兵そのまんまで、「下請けの若造が休んでるんじゃネェ」なんてバカバカしい精神論が周囲の大人の頭にあるから何も変わらないんだ。

現場では「元請けには逆らえない」って思わせるだけの歪な権力構造がそこには存在して、下請けを支配できるという「既得権益」があるからこんな問題が起きるんだよ。

遺族に訴えられた会社は裁判で負けた時に全責任を取らされるのを恐れて、原因を「元請け会社のパワハラ」にすり替えて逃げの保険にしようって魂胆も見えてるよね。

気の毒だけど亡くなった青年は、ヤクザの世界でいえば鉄砲玉と同じで、下請けから元請けへの生贄だったんじゃないかって気がするよ。
会社組織ってのも、結局は暴力団と同じ体質なんだよ。

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