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2019年05月03日19:11

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茜屋時間 橘月その307回

 さて五月 芭蕉が

   橘かおる 朝風に 高くのおよぐや鯉のぼり

   駿河路や 花橘も茶のにおい

 我が郷も橘の郷である 何しろ地元の高校は橘高校 地元の人でも忘れているだろう橘さと 二句目の花橘 と云ふのも珍しい 今じゃこれが花橘だと言える人はそほどいないだろう 平安朝の人は 花橘のかおりから 「昔の人の袖の香り」 を思い浮かべたそうだ そしてさらに その袖の主へ と 連想を飛躍して楽しんだようだ 趣がある生活だ

 母が玉ねぎの早生を抜いて 私が耕耘 のち スカイの定食 大玉スイカにラクビー型スイカに小玉スイカ それに中が黄色いスイカ そして表面が黄色いスイカ これは人疲れそうなのがあったので 脇に大玉スイカのタネを蒔いておいた 時間差で大玉が取れるか

 午後は柿ばたけの柿の具合を見る 昨年より少ないかな もう少し立たぬとわからん ミツバチさんが3箱あるので受粉には十分だろう 昨年は二箱置いたが 一箱は無くなってしまったので 実質一箱 今年は元気なのが二箱 じゃなくて三箱 楽しみだ

 茜屋へはいつもより早く家を出る 三時から いつものように大江戸捜査網がないので 風呂には三時半 夕飯は四時には食べ終わったので いつもより一時間早く家を出る 道路は空いていた 楽々とついたが 駐車場が混んでいた 注射まで15分くらいかかる 満車だ 行楽に行かずに近場で過ごす人も多いようだ 茜屋も混んでいた N君だけでなく もう一人のお手伝いとオーナーの佐藤さんもいた 美人さんとお話中 いつものように 奥から2番目の席に着座 おもむろに埼玉新聞を取る あまりローカル紙らしくない内容が多いのでつまらん 一般紙と違うものが欲しい 西武が地元なので 勝つと大見出しだ 野球は好きだが 10月ごろ気にしたので十分だ 半年も気にしていたら疲れる やがて出てきた珈琲 漆黒のアロマよろしき珈琲 オーナーの佐藤さんが帰るようで 私に お互いに歳をとりましたね 取って帰って行った ビターなお供はなかったが 今宵も濃くてうまし

 今宵の音楽は プッチーニ:歌劇「トスカ」全曲
 マリア・カラス(トスカ) ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(カヴァラドッシ) ティト・ゴッビ(スカルピア) フランコ・カラブレーゼ(アンジェロッティ) メルキオーレ・ルイーゼ(堂守) アルヴァーロ・コルドヴァ(牧童)
 ヴィクトル・デ・サーバタ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 1953年8月 ミラノ・スカラ座でのモノラル録音 SACD
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