読まなくていい
今日バイトが終了した。
平成最後の日に仕事が終了した。平成最後なんてフレーズ使いたくないが。
そして、令和初日から無職が始まることは、まさに読まなくていい。
バイト最終日は、特に最終日ということを意識することなく、いつも通りの心境だった。別に事件も起きなかったし。嫌ではあったが、因縁や憎しみを感じることもなく、心にもない「お世話になりました」という挨拶も社員が今までになかった笑顔で応えてくれた。
離職状況証明書を今日、渡されなかったことは不快だが、どうせそうなるだろうなとは思っていたこと。まあ、おかしなことは、それぐらいで最後だからどうとかいうことはなかった。
俺は今日終わるが、基本は5月終了なので、全体的な挨拶とかはなく、俺個人のこと。それも最後って気がしなかった理由の一つでもある。
最初は行きたくなかったが、別に明日行けと言われても行けるし、明日から行かなくていいというのが嬉しいかというと嬉しい。
かつてのように「命からがら」というほどではなかったので、帰宅中、会心の笑顔ということもなく、多少は楽な気持ちになったが、敢えて言えば無関心という気持ちだろうか。
最後の日が嫌で嫌でたまらないわけでもなく、まだやりたいわけでもなく、こんな無関心な心境で辞めたのは初めてかもしれない。
元々、お金のこともあるが、某仕事への復帰に向けて、気持ちの変化を求めてした仕事であり、この仕事自体への思いは全くない。いろいろと気持ちの変化もあったし収穫ありという、これまた初めての経験だったので、初めての心境だったのだろうか。
俺の人生への影響が全くないという珍しい、いや初めての仕事だったのかもしれない。普通そうなんだけどね。俺の人生、一度ぐらいこんなことがあってもいいだろうというところか。
要するに特にありませんということだ。特にありませんなことがない人生なので特にありませんな気持ちの表現がわからん。
ということで散々だった平成時代に仕事は、特にありませんという終わり方をした。
令和はどうなるんだろうか。それはトランキーロとでも言って締めておこうか。
そんな感じだが、一応、形としてビールとショートケーキを買って退職祝いをしている。
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