https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1971169544&owner_id=3960876
でめもった「世界の神話伝説図鑑」(原書房)の画像めも用。
画像1:149頁
「バビロニアの境界石
バビロニア人は土地の所有者を示すために境界石を置いた。
石には境界を守る神々の象徴が彫られた。
写真の石には月の神シンを表す三日月が見える。」
まるくてきれいでかわいいかんじ。
画像2:158頁
「ウガリトの文書を記した粘土板
書記は粘土が柔らかいうちに葦の尖筆で文書を記し、
天日で硬くなるまで焼いた。
現存する粘土板の中には小さなバアル像が刻まれたものもある。」
フム。
ところで疑問なんですが、使者の携えた(肩から掛けていたらしい)
伝言用の書板?はどういう状態なんでしょう。
これも粘土板系だとすると、仮に急ぎの用件だと
蝋板面みたいに木枠か何かに収まっている構造で両面を使い、
書いたらカバーを被せて運んだとか?
完全に安定するまで時間を置ける用件ばかりでは無いと思うのですが・・
(重さもあるので、仮に仕切り箱みたいので背負って運んだとしても
そんなに多くは運べないよね)
「バアルの物語」の詩文の例を見ると、伝言、ものによっては結構長く
ないです?
(あれは「歌による劇」の中のものということなので、説明や演出が含まれ、
実際には簡潔が標準だったかもですが、伝えるのに通じないと意味無いですし)
ふたりで分散して運び、なおかつ万一の破損等に備えて移動中に暗記しな
がら進んだとしても(伝言用の略記述があって、伝言はそれを元に
形式に則って復元詠唱してるというのかもですが)
大変そうだなーと。
と、ここまで考えてー。
うぃきぺ「粘土板」のメモから抜粋
----------------------
シュメールの伝説では英雄エンメルカルが使者を派遣する際に
使者が口上を覚えられないために粘土板に記したとされている。
また、発掘によって確認された最古の粘土板文書はウルク遺跡
第4層から出土し、紀元前3300年頃のものとされている
通常は自然乾燥を施されるが、重要な文書は火で焼き固められて
保存性を高めた。
製法
1:泥を用意する
2:篩にかけ、水でよく洗い、不純物を取り去る
なお、ここで干し草を加えると家屋を造るための煉瓦になる
3:板の形にして楔形文字を刻む
4:重要な文書の場合日干しにして焼き、そうでない場合
単に陰干しにして乾かす
2に関しては、メソポタミアの場合は省くことが出来る。
なぜなら河が泥を運んでくるときに十分に水洗いされ綺麗になっている
からである。
---------------------
↑の例では使者は保険の暗記能力が必須では無いようだ。
焼き固めることも可能みたいですな。
そこは心配ない様子ですが。
伝令的な使者がどうやって運んでいたかは書いてなーい。
画像3:159頁
「黄金の装飾品
都市国家ウガリトの職人はみごとな黄金の装飾品や他の工芸品を作った。
この浮き彫りを施した金杯のように、バアル神殿の遺跡から発掘された
品々は普通に使われていたもののようだ。」
スタイリッシュ牛?と・・あと中段に並んでるの柘榴の実ですかね。
真ん中・・山羊?
外側のはなんだろう・・
-------------------------------------------------------------------
0430:ついき。
粘土板+使者とかで検索してみたがわからん。
馬のひとと、飛脚とかが専門でいたみたい。
(あとは移動する人に頼むやつ。)
グパンとウガルは飛脚型っぽいですよね。
騎乗するなら(アシラがエルを訪問したときみたいに)何らか描写される
ハズ?
書類や重要なものなどは護衛付きの乗馬で運んだ※ってのが本の紹介デー
タで引っ掛かったけど(世界の歴史〈2〉古代オリエント(河出書房新社)で
アッシリア情報)、馬も飛脚とかもどうやって持ってたか、は書いてない
みたい。
※駅伝制でルートが決まっていて途中で乗り換えていく
----------------------------------------
0505ついき:
そういや伝令の返信って・・・と思ってまだぐるぐる。
オリエント事典てこういう点についても書いてあるのかな。
粘土板の用意とか長さ未定とかもあるから、通常返信側が用意するよね。
短文だったらそのまま伝令が聞いて、としてでも書かないといけないしね。
にしても持ち帰るには焼いて固化させんといかんのかな。
例えば、如何に無礼な内容でも、使者は読んで伝えてるだけなので、
返信は書いて返さねば正しく伝わらないということに。
(まあ返さないという選択肢はあるだろうけど)
(モトさんの場合は、お怒り返信ならファンタジックに喋る端からパキパキ
刻まれててもいいなーとも思うけど。地属性だから土系で粘土いけるでしょ。
いや、黄泉・死霊という概念があるんだから、このさい霊体さんがお勤め
していてもいいのか? 霊体書記さんがせっせと書く)
「粘土板の素」に水を入れて都度作るんかな。
メモとかも?
https://kotobank.jp/word/%E7%B2%98%E5%9C%9F%E6%9D%BF-1575556
に『粘土に書かれた歴史』という本があって
https://bookmeter.com/books/326943
の感想によると、
焼かなければ捏ねて再利用できる、など具体的な説明もあるぽい?
検索してみると先日遠隔した提携先じゃなくて
県内に1件だけ・・次に行ったとききいてみよう。
あと、持ち運ぶものということで、粘土板+手紙 で検索。
粘土封筒入りの画像例
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/17598/items/zoom/183153?page=44
https://mphot.exblog.jp/12521710/
封筒や密封書。
使者の場合はオープンなのだろうか?
(読み上げる&伝達要旨なので封書を届けるのと違うと思う)
手紙
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/17598/items/zoom/183154?page=45
http://aom-tokyo.com/event/130413.html
楔形文字についての頁
持ち運ぶものは焼く、とある
ウガリトについて記載してるらしい本は近所の図書館の書庫にあるよう
なので次に見てみよう
https://www.y-history.net/appendix/wh0101-028.html
絵本。あるみたいなんで次回。
https://www.kodomo.go.jp/kids/research/book/book_2015_02.html
ログインしてコメントを確認・投稿する