マクロビというものに興味はありません。確かめもしません。
もしかするとまっとうな科学の分野であるかもしれません。誤解だの偽装だので下記ツイートになった可能性もあります。
エセ科学に騙されるというのは死を早めるというメモをしてみます。
◆
砂の女
@vecchio_ciao
昔、夫が(後に診断された)潰瘍性大腸炎を発症して血便が酷かったとき、“乳癌を治すため”にマクロビをやってた友人が「(マクロビの)先生に聞いてきた。里芋と炒りゴマが良いんですって」と教えてくれたが、ゴマは最も忌避すべき食品のひとつだった。
後日、友人の乳癌は全身に転移して亡くなった。
午後10:57 · 2019年4月26日 · Twitter for iPhone
13件のリツイート19件のいいね
砂の女
@vecchio_ciao
52m
返信先:
@vecchio_ciaoさん
「里芋と炒りゴマ」の他にも、「身体を温める根菜類、芋類、キノコルイが良い」と熱心に勧めてくれたが、潰瘍性大腸炎には蓮根、サツマイモ、キノコ類は繊維が多すぎて良くない。(寛解期には、細かく刻むなどすれば少量食べても大丈夫)
友人はマクロビで病気が治せると信じてた。享年47歳。
◆
(超耳)
まずはお断りを。ツイート内容以上のことは私は知りません。ですから事実と違っているかもしれません。マクロビのせいで死んだわけではないかもしれません。死期が早まってすらいないかもしれません。
マクロビそのものへの判断はいたしません。マクロビなるものは宗教と同じで、実質なにも役に立っていなくても恐怖に立ち向かう心を支えてくれたのだとしたら、それはそれで効能だったかもしれません。
信じて気が楽になったのなら無価値じゃなかった可能性もありますよね。(でもそれだったらイワシの頭にしておけばいいのに。お金もかかりませんし)
病気が判断を鈍らせる側面は、あるかもしれません。
たぶん健康なときには想像がつかないほど恐ろしいものなので、それから逃れたいあまりに「信じられる」ものに飛びつきたくなるのでは……と考えます。
判断力が正常にはたらかなくなるというのはそういうことじゃないでしょうか。恐怖を紛らすためにエセ科学に騙されてしまう。
きっと平時が大事なんですよ。平時にエセ科学を憎む心を育てることができていたら、私達の社会が到達したところまでの最高の叡智の恩恵に浴することができるんですよ。
有名な人で膵癌で亡くなった方がいます。メモを追加しておきますね。
https://www.gizmodo.jp/2011/10/why-steve-jobs-refused-a-potentially-lifesaving-surgery.htmlより
◆
スティーブ・ジョブズはすぐには手術を受けないわけですね。食餌療法で治そうとしたり、スピリチュアリストに会いに行ったり、マクロバイオティックに治す方法をあれこれ試したりするばかりで手術はどうしても受けない。
(略)
彼が手術を受けたのは結局9ヶ月後だったんです。
(略)
どれだけそのことを後悔してるか。....もっと早く手術を受けるべきだった、そう彼も思ってるようでした。
◆
亡くなった人はもう社会の役には立ちません。愚かさのために死んで、役に立たない物体になったのです。言葉を取り繕ってもこの事実は変わらない。
ちゃんと失敗を失敗として、事実のサイズをそのままで認識しないといけないと思います。死ぬと悪く言われないのはほんと駄目ですよ。震災とかでもそうですけど。
(裏返して言うと、生きていることは素晴らしいことです。死を選択したくなってもそちらに行かないでいてくれる人がいることはありがたいことです)
死んだ人の死を無駄にしないことの一つは、「あの無駄は避けられた」と学ぶことだと思います。最大のことだと思います。生きている人は過剰に攻撃したらいけないと思いますよね。まだ未来があるんですから。でも死んだ人には未来がありません。死んだ人の失敗はその大きさを変えずに理解されると役に立つと思います。
私個人は、21世紀というまだまだ科学が未発達の時代に生まれたことを少し残念に思っています。病気やヒトの生理にもわかっていないことが多いんですよね。
それでも、まあまあ発達したじゃないですか、科学。
エセ科学と違って科学のいいところは「ここから先はまだわかっていない」と言えることろ。今ある科学の限界ギリギリまで恩恵に浴することができたら、いいですよね。むざむざ捨ててしまうのは愚かですよね。
もちろん、愚かに生きて愚かなまま死ぬ権利はあります。大切な権利です、愚行権。
自由とはなんと恐ろしい権利でしょうね。
エセ科学になびいても誰からも強制されることのない、致命的な権利です。あまりに強大な権利です。
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