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2019年04月26日09:27

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4/25 メータ/BPh オテロ

Berliner Philharmoniker
Zubin Mehta Dirigent
Arsen Soghomonyan Tenor (Otello)
Sonya Yoncheva Sopran (Desdemona)
Luca Salsi Bariton (Jago)
Anna Malavasi Mezzosopran (Emilia)
Francesco Demuro Tenor (Cassio)
Gregory Bonfatti Tenor (Roderigo)
Giovanni Furlanetto Bass (Montano)
Federico Sacchi Bass (Lodovico)
Mathias Tönges Bass (Ein Herold)
Rundfunkchor Berlin
Gijs Leenaars Chor-Einstudierung
Kinderchor der Deutschen Oper Berlin
Christian Lindhorst Chor-Einstudierung
Giuseppe Verdi
Otello

前回のこのコンビの公演のあまりの酷さゆえ、これも買う気が失せてたのだが、メータがこれにて引退との噂が駆け巡ったため、まあ折角のオテロの実演だしとも思いなんとなく購入。休日の予定変更の玉突きの玉突きで、一旦はコンツェルトハウス管(この日は18時半開演、休憩なしで20時まで)に行ってから後半だけこっちを聴こうと決めたものの、案の定仕事が間に合わず向こうは断念、こっちのみ。
結果的にはそれでよかった。冒頭の嵐からしてただならぬ感じ。叫びもせず走りもせず、こんなに遅くてうるさくない嵐は初めてだが、それでも風圧とうねりは存分に感じる。全般的に遅めだがこんなに中身の詰まったオテロは初めて。悠然かつ凛としたスローペースが進行し、節々の鞭の一撃が空気を張りつめさせる。このスタイルだとベルリンフィルとベルリン放送合唱団の長所が最も生きる。最晩年のレヴァインの好調時を思い起こさせる安定、求心力、スケール。1989年以降30年にわたってこの指揮者には悩まされ続けたが、今になってかくも巨大な花が咲くとは。
歌手も粒ぞろい。どれも冒頭は鈍くておやっと思ったがリハ不足の疑い。後半になるにつれていずれも集中力が高まっていった。
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