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2019年04月25日13:56

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週末、広島で海軍と片隅の聖地を巡る(3)

お昼前まで旧海軍呉鎮守府の各施設を見学した後は、徒歩で再び呉港へ。まずは海自の呉資料館「てつのくじら」に行きます。地上に上げた実物潜水艦「あきしお」(写0真左)が、兎に角デカいexclamation

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取り合えず、昼ご飯の海軍カレー&てつくじラムネをカフェで注文。ご飯がちゃんと潜水艦シルエットで可愛い(^^;

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2階では機雷の脅威と掃海艇の活躍について解説。イタリア製機雷やペルシャ湾で掃海作業中に被害を受けたフロートの実物も見れます。

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そして、この掃海作業コーナーで一番興味を引いたのが、この20mmバルカン砲w。

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3階では新旧潜水艦のカットモデルやトイレからベッドまで、各施設の実物大再現を見せながら、潜水艦の構造について解説していました。

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また、3階の潜水艦解説コーナーには各国の潜水艦搭乗員バッジも展示してあり、中にはイタリアの記章も。しかも戦前や戦中、戦後に加えてRSI海軍の物も展示exclamation一部は…でしたが(苦笑

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そして、いよいよ3階の連絡通路から実物「ゆうしお」型潜水艦「あきしお」艦内へ。ここでも使い込まれた士官用トイレやシャワー室、厨房等が見れます。

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狭い隔壁扉や簡素な艦長室の奥にはブリッジが、その床下には魚雷発車管室が見えます。

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そしてブリッジの二つの潜望鏡や操舵装置を見学。赤い写真は、夜間照明時の再現です。

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一部公開と言えども、潜水艦内を見学出来るのは滅多に無い経験で満足しました。しかも自衛隊資料館なので、なんと全館入場無料exclamation ×2

「てつのくじら館」に続いて、道を挟んだ向かい側にある「大和ミュージアム」を見学。先ずは、瀬戸内海で引き上げられた戦艦「陸奥」の巨大な41センチ主砲やプロペラスクリューや舵の実物が、お出迎え。これまたデカいあせあせ(飛び散る汗)

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そして、「大和ミュージアム」で圧倒される1/10と言う巨大スケールの戦艦「大和」模型を見学(写真中)。もう何も言う事は在りませんが、金髪先生から詳細に実物の細部や模型の製作について解説して貰えました。

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いや、もうスゴいっす1/10モデル。船体は鉄製で、艤装も特定時期を正確に再現しており、三井造船製作だそうで本気過ぎるexclamation ×2

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この「大和ミュージアム」は、大和のみならず日本海軍の軍艦について多岐に渡って解説していて、見応え在ります。呉の鳥瞰図模型、かなり精確に作られており、遊郭街もありました。山の左に広の海軍航空工廠も見えています。

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展示された日本海軍機や各種軍艦の精密模型の中に、独Me163の影響下で開発されたロケット戦闘機「秋水」のロケットノズル実物が在って、驚きました。実は私の祖父の鉄工所で、三菱の依頼でこのロケットエンジンの一部パーツを作ったと聞いていたので、感慨深いです。

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また、前日に江田島で見た「海龍」の後期生産型の方も、この「大和ミュージアム」に在りました。

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そして、貴重な零戦62型もエンジンと共に展示。

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いや〜、ここも堪能しました。これほどの施設がほぼ隣接しているのは、日本でもここだけでしょうw。

そして博物館巡りの後、再び片隅の聖地巡礼で念願だった三ツ蔵を見学。周りは普通の民家ですが、ここだけ時間が止まった様な、すずさんが歩いていそうな不思議な空間でした。

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そして、金髪先生やお世話になった方々に別れを告げて、広島で投宿。皆様、大変有難うございますexclamation私は余りに濃かったこの二日間を反芻しながら、すずさんと周作を入れた籠を背負ったバケモノが渡る橋のたもとで、ベンチに座って川面に写る原爆ドームを長い時間ぼんやり眺めました。

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原爆ドーム前から広島駅に戻る際、広島で初めて路面電車に乗ってみる。Suicaも普通に使えて、実に快適でした。

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そして折角広島に居るので、ホテル下の店で広島お好み焼き肉玉と蒸牡蛎を注文。緑茶ハイで一杯。ソースは当然、オタフクソースw。

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この二日間で自分用に買った広島土産は、呉の酒造メーカー「千福」の純米酒とこれも呉の制服店「フジ」が出しているタオルと言う至って普通の品(笑

さて月曜日の朝となり、状況開始。この日も広島は快晴ですが、気温は27度まで上がりそうで、水分補給はこまめに活動します。

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原爆投下の往時を思わせる快晴の広島、トラムに揺られて原爆ドームを再び訪ねました(写真右)。昨夜は良く見えなかった補修と現状維持の為の鉄骨材も、今は良く分かります。

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子供の頃のすずさんと周作が出会った相生橋。今はT字形になっていますが、籠を背負ったバケモノはいません。

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そして終盤に夫婦となったすずと周作が再開した原爆ドーム対岸に昨夜に引き続き来ました。ここは二人が最初に出会った相生橋の直ぐ横で、その地理的位置関係が判ると、物語に更に深みを感じます。

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子供時代のすずさんが、お使い途中に立ち止まって少し休んだ大正屋呉服店(現平和記念公園レストハウス)は、残念ながら耐震補強工事の改修中で見れず…

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そして平和記念公園では、鎮魂の黙祷を捧げました。

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原爆投下後に何も無い公園になっていますが、海苔函の風呂敷包みを背負った子供のすずさんが上陸した、本川橋のたもとの岸壁には、今も往時に川と舟の間を登り降りした石造りの階段が残っていました。

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本川橋を渡ったかつての東詰めは、今は平和記念公園の一角で道路と街路樹しか在りませんが、戦前は歳末の売り出しで賑わう商店街が在った事を、自分は決して忘れてはいけないと思います。

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そして、折角なので徒歩で広島城にも立ち寄り、外から見学しました。

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さらに広島を離脱前、フォロワーさん紹介の「もみじ亭」で昼食。信じられるかい、ここお好み焼き屋なんだぜ…w。

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メニューも中々激しい物が在りましたが、ここはオーソドックスなソバ入りに生エビトッピングで注文書。生ビールや冷奴と一緒にフォロワーさんと美味しく頂きました。

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結局、呉で千福を飲めなかったので、広島からの帰りがけにお好み焼き屋さんで金箔入り千福の冷やを一杯。トロリとした甘口を堪能しました。

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美味しかったし、お店もご主人も面白かったので、また来ますexclamation

そして夜には帰宅exclamation2泊3日の江田島〜呉〜広島旅行でしたが、楽しめました。今度は呉の海軍墓地等、見逃した所をじっくり攻めたい所。同行頂いた皆様、有難うございました。またお疲れ様でした。

写真は広島駅で一回だけ回したガチャ、見事に直前に食べていたお好み焼きでした。序におたふくソースも買いました。

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(終)
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