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2019年04月22日18:41

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札幌・コストコ付近でヒグマ!しかも長距離歩く!

北海道はどこでもヒグマは出るし、札幌は住宅街や小学校裏にだって出ます。
ましてや今は冬眠から覚める時期ですのでなおさらです。

今日のこちらのTVニュースで昨夜ヒグマが出たと報じていました。
しかも羊ケ丘通という幹線道路に沿って1.5kmも移動したとのことです。

写真は札幌市のヒグマ情報に出ていた地図に加筆したもので、ストリートビューで見て頂くとよくわかりますが、国道36号線という片側3車線の幹線道路で北に行けばススキノ交差点、南下すると千歳市、苫小牧市、室蘭市に至る重要幹線です。

付近はコストコ、三井アウトレットパーク、道央道北広島IC、ケーズデンキ、スターバックスなど大型店も立ち並んでいる大変賑やかな場所なのです。

ヒグマがいそうな山林までは直線で2km強しかありませんが、その途中には多くの住宅街、やはり主要幹線道路である「羊ケ丘通」があるので、これらを超えないと発見された場所には来れません。

そしてこの目撃場所を約7km北西に行った場所には札幌ドームや地下鉄・福住駅があります。

TV報道によるとコストコ付近から1.5km北西でも目撃されており、体型からすると同じ小熊らしいとのことです。
小熊と言っても日本最強のヒグマですから例え体長1mくらいの固体でもプロレスラーでも一撃で終わりというほと恐ろしい猛獣です。

写真のうちメール画面のものは今日私の携帯に来た道警の安全メールです。

なおヒグマの恐ろしいことは、からかったり、一度彼らが手にしたものを取り戻そうとしたりすると、その人をヒグマは徹底的に追いかけて必ず殺してしまう、という習性があります。


多くの記事に出ているので調べて頂きたいのですが、1970年に北海道日高山系で起きた福岡大学の事件では、ヒグマに持って行かれそうになった荷物を強引に引っ張って取り返したので、ヒグマはそのことを逆恨みして3日間も学生たちを追回し、3人が山中で犠牲になりました。

でもその熊の胃から人間の体は一切出てこなかったのです。
つまり食べるのが目的ではなくて、単に復讐のために3日間も追い回したということです。

この時のヒグマは体長1.5m強の小さめの固体ですが、やはりその力は人間の非ではないのですね。(このヒグマの剥製が今も展示されています。)

亡くなった学生たちの遺体は深い山中で雨で足元が悪いこと、あまりにも悲惨に引き裂かれていたので麓には下ろさず、現地で荼毘に付したそうです。

ちょっとからかっただけでも、いつまでも追いかけてくるという恐ろしい習性はあまり知られていませんので、たとえ離れた場所で発見しても決してからかってはいけません。

以下、札幌市のヒグマ対策・出没情報です。↓

http://www.city.sapporo.jp/kurashi/animal/choju/kuma/index.html


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