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2019年04月20日23:11

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大往生と志半ば

競走馬の死亡報道が相次いでいる。

1994年の有馬記念で、ナリタブライアンとの1・2フィニッシュを決めて、世代間能力差を見せつけてくれたヒシアマゾンが28歳の寿命を終えた。
繁殖からも引退して、余生を送っていたので、天寿を全うしたと言ってもいいだろう。名前とレースぶりから女傑視されていたので、猛々しい馬なのかと思っていたが、引退後の写真を見ると「キュートな帰国子女」と言った面影の女の仔だった。
後継に目立った活躍馬がいないので、血脈が絶えてしまうかもしれないのが残念。

来週に迫った天皇賞・春では◎だろうと期待していたシャケトラが、調教中の大怪我で予後不良。悲しい言葉なので使いたくはないが安楽死となってしまった。
なかなか軌道に乗れず、ポテンシャルを持て余していた馬が、今年に入って重賞連勝。遅れて来た大物感を漂わせていただけに、残念至極。
現役競走馬の死亡は、活躍しているか否かを問わず、喪失感が強い。
SS系切っての中・長距離血統で、父・マンハッタンカフェ後継種牡馬の期待もあっただけに残念さが募る。

普段は意識から遠ざけているが、競馬の華やかさは馬の死と表裏一体だ。

二頭の死を契機に、浮かれたギャンブラーにだけはなるまいと、改めて自戒したい。


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