奇想の系譜展後期

前期だけにしようと思ったんですがあのワンコが忘れられずあの絵が日本のどこかならまた機会が来るかな？でもアメーリカだと次いつ来日するかわからない…
悩みに悩んで最終日に駆け込みました。
若沖(本当はにすい)さんコーナーは落ち着いてて一定数の見てる人はいるけど展示の入れ替わりとか前期だけの展示の跡が何か寂しい。
目当ての芦雪さんのワンコは相変わらずめんこい。
ラブ過ぎてやべー人になったな(苦笑)
白鯨にカラスがいてうちのオカンがキョエちゃんみたいと言ってたが確かに…ついでにギヤオスが見えたのは気のせいか(笑)
後期のみでワンコの絵が展示されてて確かに可愛い。
だがファーストインパクトが先程の白いワンコゆえこれが前期からあったらどうだったろう？と考えてみたが無理だ(苦笑)
裏の岩佐又兵衛さんのコーナーが大混雑していて大変だった。
前期の時は平日だったのでそこまで感じなかったんだけど…絵巻の絵も常磐が盗賊に身ぐるみ剥がされて待女と殺されるというかなりリアルでグロいシーンだった。
後期はグロさがマイルドになってていまわの常磐が宿の夫婦に遺言を言って息を引き取るシーンだったので家族連れが見るにはギりレベル。
死んでる女の人誰？と子供が親に聞いていたのでおせっかいな私が前巻で死んだ待女と言ってしまい余計な口出ししたかな？と思ったけどそれで納得してくれたらしく四人で絵巻に釘付けになっていた。
んがそれがくせ者で又兵衛さんの絵は説得力があるので説明文？が無くても絵で全部完結してしまうので自然みんな牛歩のごとくノロノロ動かない。
これが大混雑の元で絵巻物あるあるで本当にこれは展覧会とかの課題だよね。
鳥獣戯画の三時間待ちに比べたら可愛いけどやはり待ちきれない他のお客さんから苦情の嵐。
やまとことばがわかんのかーとよくわからん事を言うおじさんとか係員さんに絡んでネチネチ文句言うばーさんとか。
気持ちはわかるんだけど係員さんやこちらに言われても困るよ。
もう一つの後期からの絵巻を見て牛若丸好きだよなー又兵衛さんのパトロンと思いながら列を離れると再びワンコのところにマイナスイオンの癒し(笑)
このあとエレベーターで昇り降り自由と聞いたので三回くらい往復したかな？
最後に覗いた時には又兵衛さんの行列が更に凄い事になってて警備員さんいたわ。
国芳さんの展示替えした絵も見つつ名残惜しいけど出口。
最終日でもかなりの物販品があって前回親子で散財したので今回は横目で我慢。
その代わりアンケートでまたあの芦雪さんのワンコが見たいですお願いいたしますと書いて箱に入れました。
しかし後期は芦雪さんのワンコ以外は又兵衛さんの絵巻の話ばかり書いてる気がする。
次回は全巻並べて見てみたいなあ。
奈良で信貴山絵巻全巻見た時は興奮したからね。