Steve Gadd & Will Lee の Live Video を視聴していたらば、ふと、思い出した。
そうそう、Will Lee と言えば…?
そうそう、それは私が中学生の頃の話であった。
ん〜。
正に「お題」のとおりである。
今となってはゴミもゴミ!
いや、その当時から「ゴミ同然!」だったのは薄々ながらも気が付いていた。
けれども、いかんせん若かったのだよ…。
話は1980年のこと。
上述のとおり、当時の私は中学生…。
血気盛んに加え、多感も多感!
なんだけれども、当然の如くで知識も経験も希薄、いや、そんなの無かったに等しい。
音楽に関しても「貪欲」な程に、あらゆる Genre に接していたあの頃…。
で、そんな ’80年代の音楽好き「ちゅうぼう」の憧れと言ったらば、それは自分専用の Audio だった!
もう欲しくて欲しくて仕方がなかったよ…。
そうそう! …と頷かれるご同輩も少なくないのでは?
思い返せば、あの当時は「シスコン」の全盛期だった。
Sister Complex ではない。
System Component を略して「シスコン」である。
AD Player に Pre Main Amp. 、AM/FM Tuner に Cassette Tape Deck 、そしてそれら全てを綺麗に陳列させる専用 Rack に加え、その Rack と同じ背丈の Speaker System という All In One のそれ!
本来ならば「全て別売り」であれこれを揃えなければ Audio Component は完成しない。
それが(全て同じ Maker 製になってしまうが)一気に全てが揃ってしまうのが「シスコン」だった。
で、’80年以降はその Design が一気に洗練(?)されたのも鮮明に覚えている。
特に Pioneer 製のそれは、Tuner に Amp. に Cassette Deck を縦並びにしちゃった際の「統一感」に妙な美しさを感じてしまったのだ。
そう!
肝心の音よりも、見た目を重視…。
それを「うわっ! 格好イイ〜っ!」と思ってしまったのだ。
けれども…?
そんな当時の「シスコン」は「安っぽい Audio 機器の集まり」だったのも既に知っていた。
上述のとおり「本来ならば…」で、良い音を求めるとあらば「シスコン」ではなくて、Maker を問わずの「全て別売り」から自分に合ったあれこれを選ぶべきなのである。
なんだけれども、’80年に発売された Pioneer 製の「シスコン」で、その名も “Project Axx” Series には激しい魅力を感じてしまったのだよ(不覚にも…)。
それも TV CM で何度も「おぉ〜!」だったのが、上から2番目の Grade だった Pioneer “Project A77” である。
真っ赤な Velvet の Sofa に横たわる、Blond Hair の色っぽいお姉ちゃん…。
その CM Song も、まだまだガキんちょだった私には「大人っぽい音楽」に聞こえたもんだ。
で、YouTube を徘徊したらば…?
当時の懐かしい TV CM と再会してしまったではないか…。
それは makotosuzuki さんという方が「1977〜1993パイオニアCM集」というお題で Up されていた。
述べ 26:18(26分18秒)と結構に長い Video の中に、あの15秒 CM も含まれていたのだ。
それは 7:31〜7:46 での、これ…。
いやはや、懐かしい〜ねぇ〜。
その CM Song こそ、あの Will Lee だったのだよ!
頭では「ゴミ同然!」と解ってはいながらも…?
Tuner に Amp. に Cassette Deck と、これらを縦並びにしちゃった際の Design の「統一感」にもう、くらっ…。
でもって黒い Stocking の色っぽいお姉ちゃんにとどめを喰らって、くらっくらっ…。
多感で思春期だった「ちゅうぼう」の私は、Maker の思惑どおりに Mind Control されてしまった、のかも…?
で、この CM Song は Single Cut されていた。
Will Lee で “I Believe In Love.” という、これ!
邦題は何故か「愛のサスペンス」という馬鹿っぽさがもう、まだまだ ’70年代を引きずっていた「あの頃」である。
で、調べてみたらば驚いた。
Vocal と Bass は当然に Will Lee なのだが…
Tenor Sax:Michael Brecker
Trumpet:Randy Brecker
Drums:Steve Gadd
…をはじめとする、それはそれは豪華絢爛な Member だったのに驚いた。
ん〜。
確かに「現代の大御所」たちの集まりなのだが、まだまだ ‘80年当時の彼らも若かった…?
加えてこの曲は…
作詞:八木正生
作曲:井上忠夫
編曲:鈴木宏昌
…という「日本製」なんだそうで、Pioneer “Project A77” の Image Song として日本限定で販売された Single AD がこれっ、とのこと。
Member はもう「嘘ぉ〜っ !?」なくらい豪華絢爛だったのに…。
いかにも当時の軟弱で面白みも無い Rhythm と Melody で終始してしまったこの曲…。
久しぶりに聴いてみれば「こんなにゴミっぽい曲だったっけ…?」である。
1980年の中学生は、そのゴミっぽい「シスコン」に憧れ、このゴミっぽい曲に「ん〜、大人っぽい…」と感じてしまったという、この私の「黒歴史」なのであった。
今でも「イイね、イイねぇ〜」と思うのは…?
この Jacket の「黒い Stocking の色っぽいお姉ちゃん」だけか…?
彼女は米国 PLAYBOY 誌で ’79年5月の Playmate だった Michele Drake ちゃん。
当時は22歳!
イイね、イイねぇ〜。
だが、しかし…。
そんな彼女も現在は61歳という、もう40年も昔の話なのであった。
そうそう、その ’80年と言えば…?
当時の女子大生や若い OL 達にも流行りに流行った Boz Scaggs が新譜を出し、爆発的に売れたもんだ。
その Album の Jacket がこりゃまた「格好ええなぁ〜」と思っちゃった当時の私である。
Back は “TOTO” の Member に加え、豪華絢爛な Guest の数々…。
その Album Title は “Middle Man” と来た。
その1曲目がこれだったよ…。
Boz Scaggs で ’80年の Album “Middle Man” からの1曲目、それがこの ”Jojo” だったわさ。
Guest 参加の Alto Sax は…?
そう!
もう聴けば一瞬にして「あいつか !?」と解っちゃう、あのスケベったらしい〜音色と言えば…。
もう正に David Sanborn のそれっ、そのもの!
更には Jeff Porcaro 師匠の Drums がこれまた素晴らしいのなんの…。
ある意味で AOR(Adult-Oriented Rock)の最高傑作のひとつ、なのかも知れない。
で、当時はまだ「ちゅうぼう」だったこの私は…
俺も大人になったら
黒い網 Taitu の太腿を枕に煙草をふかしてみたい!
…なんぞを夢見ちゃったもんだ。
その夢は、40代の後半に(何故か中国の北京で)実現! …させてみせた。
ん〜。
夢見てから実現まで30年も掛かった Dream Come True である !?
さて、話を Pioneer “Project A77” に戻そう。
写真は前述の makotosuzuki さんが Up している「昔のオーディオ広告たち」から拝借したもの。
これが ’80年に発売された Pioneer “Project A77” である。
写真は前述に同じ。
上から…
FM/AM Tuner:Pioneer “TX-7000”
Pre Main Amplifier:Pioneer “SA-7000”
Cassette Tape Deck:Pioneer “CT-7000”
…の3台がこのとおりの「統一感」という、この Design がたまらなく好きだった。
Series 最上位の “Project A99” と、その次の “Project A77” だけがこの「統一感」だったのだ。
写真は前述に同じ。
FL 表示の Bar Meter もその当時は格好良く見えちゃったもんだ。
Amp. の Power Meter 、そして Cassette Deck の Level Mater が上下で綺麗に並ぶ。
一方、更に下位の “Project A55” 以下では、その「統一感」が崩壊する。
写真は海外の Auction Site から拝借したもの。
写真のそれは Pioneer “Project A55” での Set で…
FM/AM Tuner:Pioneer “TX-5000”
Pre Main Amplifier:Pioneer “SA-6000”
Cassette Tape Deck:Pioneer “CT-7000”
…という3台なのだが、見てのとおりでこれじゃ〜興醒めしてしまう。
写真は海外の Auction Site から拝借したもの。
更に下位の Pioneer “Project A33” ではこのとおり…。
全く、お呼びで無い。
写真は某 Auction Site から拝借したもの。
この “CS-A77” が Pioneer “Project A77” に組み合わされる Speaker System だった。
ん〜。
Design は無難(?)なのだが、どうにもこうにも安っぽい音を奏でそうな Speaker System である。
Woofer の直径は 28cm で All Cone Unit という 3 Way 構成。
写真は同じ某 Auction Site から拝借したもの。
最上位の Pioneer “Project A99” に組み合わされる Speaker System が、この “CS-A99” だった。
Woofer の直径は 33cm に加え、Tweeter は Horn Unit という 3 Way 構成。
その左に並ぶのが前述の "CS-A77” である。
安っぽいながらも、下位の “A77” とは見た目の差別化を図っている。
安っぽい、ゴミっぽいと言えど、当時は20万円近くした Pioneer “Project A77” であり、中学生の身分では「おい、それ…」とは行かなかった。
あの「黒い Stocking の色っぽいお姉ちゃん」の CM を見る度に「イイな、イイなぁ〜」と思うだけで終わってしまうのである。
ましてや最上位の Pioneer “Project A99” のお値段はもっと高い…。
あぁ〜、正に「ちゅうぼう」だったよね。
音よりも、見た目を重視…。
不覚にも、あの「統一感」という Design がたまらなく好きだったのだ。
ところが…?
そんな私の「黒歴史」を共有されるご同輩も少なくない、のかも…?
まさかの、まさか !?
こんなのが存在していたとは知らなかったぞ。
それが、これっ!
写真は海外の Auction Site から拝借したもの。
なんとなんと、Pioneer “Project A99” の「プラモデル」も販売されていたとはねぇ〜。
いや〜、知らなかったぞ。
しかも、米国での Audtion からだぞ、おいっ !?
写真は「ホビコム」で「がんばるとくちゃん」さんの Page から拝借したもの。
上手に組み立てれば、こんな感じに…。
イイね、イイねぇ〜。
1/12 Scale とのことだが、結構に Real な雰囲気ではないか。
ん〜。
ん〜〜〜。
何だかこれは感慨深いような…?
そう!
悲しいことに、本物の Pioneer “Project A77” は(親から)買ってもらえず…。
でも、どうしても欲しかった…。
欲しくて欲しくて仕方が無かった!
ならば「せめて…」の思いでこの「プラモデル」だけでも…。
そんな当時の中高生たちの悔しい思いを慰めてくれた唯一の存在!
…が、この「プラモデル」だったのかもね?
たまたま Will Lee が参加する曲を聴いていたらば…?
あの Pioneer “Project A77” の CM と、この私の黒歴史を思い出してしまった次第である。
そして…?
彼女は「永遠の22歳」として、この私の脳裏に残り続けるであろう。
いやはや、それが自分の黒歴史であろうとも、掘り起こしてみれば懐かしいあれこれだったではないか。
正直なところ、未だにあの手の「統一化された Design」には興味を捨て切れないでいる。
ん〜。
やっぱり多感だった頃に受けた影響力って〜のは、この歳になっても隠しとおせないものなのか…?
で、未だに「ちゅうぼう」な頃の乗りでいるアホな私は…
CD Transporter:Accuphase “DP950”(税別 ¥1,200,000)
D/A Converter:Accuphsa “DC-950”(税別 ¥1,200,000)
Pre Amplifier:Accuphase “C-3850”(税別 ¥1,800,000)
Phono Equalizer:Accuphase “C-37”(税別 ¥550,000)
…という「統一化された Design」の構成で揃えたい、と「見果てぬ夢」を見続けていたりする。
あぁ〜。
やっぱりアホだぁ〜ねぇ〜。
さぁ〜、現実に戻ろう。
今はとにかく KENWOOD “KP-1100” の音質向上作戦を急がなくては、なっ!
あれこれ手配した部材が漸くに揃い始めたところである。
当面は…?
この “KP-1100” という「大人のおもちゃ」でしばらくは悪戦苦闘の日々であろうよ、きっと…。
でも、そんな悪戦苦闘すらも「楽しんでやる」くらいのつもりである。
積み重ねてきた知識と経験の全てを投入しないと満足に遊べないのが「大人のおもちゃ」なのだから…。
よしっ!
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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