観た映画　「蜘蛛巣城」　1957年日本

黒澤明監督の「蜘蛛巣城」を観ました。シェークスピアの「マクベス」を原作に、舞台を戦国時代に置き換えた物語というのはよく知っていましたし、最後の弓矢に射られるシーンは見た覚えがあるのですが、通して観たのは初めてでした。さすがに黒澤作品、モノクロの美しい映像で、心象風景をうまく表してました。騎馬武者の動きなどは、後の「乱」でカラーで魅せた美しさに昇華しているのが見て取れました。




「蜘蛛巣城」　1957年日本
監督は巨匠・黒澤明、主演三船敏郎、シェークスピアの「マクベス」をもとに、戦国時代の武将の悲劇を、能楽の様式を取り入れ、壮大なスケールの映像美で描く傑作時代劇。
番組内容：巨匠・黒澤明監督が、シェークスピアの「マクベス」を戦国時代に置き換え、能の様式を取り入れ、壮大なスケールの映像美で描く傑作。蜘蛛巣城主に仕える、鷲津武時と三木義明は謀反を起こした敵を討ち、主君の窮地を救った。勝ち戦を報告するため城に向かった二人は、迷い込んだ森の中で出会った謎の老婆から奇妙な予言を聞く。それは武時が蜘蛛巣城の城主になるというものだった……。主演は黒澤監督と名コンビの三船敏郎。
出演者：三船敏郎，山田五十鈴，千秋実，志村喬，佐々木孝丸　原作：ウィリアム・シェークスピア　脚本：黒澤明，小国英雄，橋本忍，菊島隆三　監督：黒澤明　音楽：佐藤勝　制作：1957年
映画　2019/03/27（水） 00:45　1時間51分00秒　BS 103CH　ＮＨＫＢＳプレミアム　ファインロング(HD)　2,948MB