NHK杯囲碁トーナメント、一年間の総決算、、決勝対局があり、一力さんがみごと初優勝となりました。
ベスト4では井山さんが伊田さんに勝利、一力さんが許さんに勝利し、
決勝の組み合わせは、井山さんと一力さん、この二人の決勝は二度目のことです。
碁は序盤、最近のAIを反映した二間たかじまりに、一力さんが華麗なさばきを
はなった後、中盤で意表のキリをはなってペースをつかんだようです。
その後、難しい局面もあったようにおもいますが、最終的に地あいでまさり
前回の決勝の雪辱をはたして一力さんが中押し勝ち、初優勝を飾りました。
21歳での優勝は二番目に若い記録です。
一力さんの碁は切れ味が鋭く、短時間でも深く読んでいて大局観が良いようですね。
勝ち上がっていく途中では苦しい碁もあったとおもいますが終盤で勝負強く
逆転勝ちしてきてこの安定感はさすがです。
決勝対局の解説は趙治勲さん、手がよく見えますね、、
いつもながらの名調子で、他の棋士にはない独特のユーモアがあり、さすがの名解説でしたね。
先日のWGCワールド囲碁チャンピオンシップで一力さんが世界の対局を確認していたのが記憶に残ります。
一力、井山の二人のテレビアジア囲碁杯での活躍も期待しています。
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