mixiユーザー(id:2185744)

2019年03月25日02:52

129 view

岡田屋鉄蔵『無尽 巻之六』

八郎は講武所に復帰するが、いきなり講武所内で攘夷思想の扇動者と目された山岡鉄舟と立ち合うこととなる。時恰も和宮降嫁が実現し公武合体によって幕府の威信が回復するかに思われたが、その前提条件とされた「破約攘夷」の約束により幕府はより苦しい立場に追い込まれる。八郎たち幕臣の心の拠り所は彼らが敬愛する将軍しげしげ、いや家茂であったが、そこへほとんど悪魔のような描かれかたの高杉晋作たちが登場して英国大使館(確か未完成)を焼き討ち。次巻以降家茂の心労が絶えない展開になるはずである。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年03月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31