7月22日 走行距離155キロ
粟ヶ岳県民休養地キャンプ場を出発前に8:30から開館したビジターセンターで再び、無料の温水シャワーをお借りして、今日は会津に向かう。
遅めのランチは会津若松の「福福亭」のラーメン。
福福亭は昼だけ営業している地元民にも大人気のラーメン屋さんだけど、ライダーハウスもやっている。数年前に台風で逃げ場がなく、ラッキーと一緒に避難させてもらってからのお付き合い。大将の人柄も良く、今日はここに泊まろうと思っていたけれど、お天気が良いので先に進む。
今回もまた自慢のチャーシューがおまけされ、ラッキー用のお土産までいただいてしまった。
背あぶり山キャンプ場
福島県会津若松市湊町大字赤井字彦左衛門4607-1
0242-28-0062
現地で16時までに申し込みをする。管理棟に誰もいない場合は携帯電話に連絡するように案内が書いてあった。入口のゲートを開けてもらわなくてはならないので、時間を過ぎると宿泊はできない。
キャンプは無料。
管理棟までは舗装路だけど、そこからサイトまで行きは上りの砂利ダート1キロ。
(一方通行なので帰りは下りの400mの砂利ダート。)
かなりクラック(溝)が入っているのと、ところどころ雨水を流す側溝を横切らなくてはならないので、私がハーレーだったら転倒覚悟だろう。と言っても、途中でUターンできる場所はないので、一度踏み入れたら何が何でも突き進むしかない。
噂には聞いていたけれど、先導してくれた管理人の車もかなりジャンプしていたので、慎重に走った。カブだから乗り切ったけれど、ラッキーが可哀想だった。
サイトはいきなり視界が開けるけれど、はげ山のように木陰はほとんどなく、丘のような形状で平らな場所も少ない。
風が強く、目の前の風力発電の風車が音を立てて勢いよく回っている。
整った芝生。ファイヤーサークルあり。
炊事場は屋内で電気も点くしコンセントもあった。古風なかまども。
サイト一面にぐるりと熊よけの電気柵が張り巡らされているため、犬は絶対に放さないように言われた。
サイトは乗り入れ禁止。駐車場からは猪苗代湖や磐梯山を一望できて素晴らしい。しかし、電気柵の中のサイトからは見えず。
サイトと駐車場は隣接しているけれど電気柵から離れた良さげな場所まで80mほど荷物運びをした。
トイレは汲み取り式。ペーパー完備。明りは故障していて点かなかった。
サイトに外灯はないけれど、炊事場の近くに強烈な明かりが一つ。
炊事場とトイレがそれぞれ離れているうえ、サイトからも遠く、いちいちプチハイキング。健脚者じゃないと辛い。なんでこんなところにキャンプ場を作ったのだろうか?
管理人さんはとてもフレンドリーだったけど、ライダー目線でこのキャンプ場にもう一度来たいとは思わない。
地元の犬連れの若い夫婦が車でキャンプにやってきた。たき火をしたいからと大きなファイヤーサークルの傍にテントを張って連泊すると言っていた。車ならね、悪路も気にならないのかな?
残念ポイントが多くてライダーにはちょっと不向きかもしれないけど、猪苗代湖の湖畔のキャンプ場が混んでいる時などは良いのかな?
山のてっぺんなので、近くに店はない。
キャンプ場の帰りは400mほどの砂利ダートの下り坂。出口にも鎖があるけれど自分で簡単に外せるようになっているので何時でも出発可能。
ログインしてコメントを確認・投稿する