時は大海賊時代。
麦わらのルフィ率いる麦わら海賊団は、グランドライン(偉大なる航路)に入っていた。
グランドラインは常に気象が変動する異常な海。
ナミの操舵するサウザンドサニー号の目の前に突如として巨大な海流が発生したのであった。
ゴォォォォォーーーー
ナミ「ダメ、飲み込まれる!みんな何かにつかまって!」
みんな「ギャーーーーー」
飲み込まれるサウザンドサニー号
そして、、、
・・・
ナミ「みんな!無事!?」
ルフィ「あぁ、なんとか。おーい、お前らも無事かー?」
船の後方に呼びかけるルフィ、しかし、、、
ウソップ「ギャーーー!、みんな来てくれー!」
ウソップの叫び声にみなが集まると、そこには、、、
「こ、これは!」
そこに横たわるのは、身体がドロドロに溶け、見るも無残なブルックの姿だった。
「・・・!」
ゾロ「なんだこれは、能力者の仕業か!」
ウソップ「おい、チョッパー。なんとかならないのか?」
チョッパー「こんな症状見たことねぇ。俺の医術じゃ、、、」
ナミ「まって!あそこに島があるわ。病院もあるかもしれない。行ってみましょう」
かくして、麦わら海賊団はブルックを島へと運ぶこととなった。
・・・
ウソップ「おい、フランキー。もっとスピード出ないのかよ!このままじゃブルックが」
フランキー「わかってる。でもさっき海流に飲まれたときに燃料がどこかへ飛んで行ってしまったんだ。これでも全速力なんだ」
島の病院にたどり着き搬送したが、介抱むなしく、ブルックの身体はアフロを残し溶けて完全に消えてしまった。
ルフィ「くそー、ブルック!」
チョッパー「うわーーーん」
ウソップ「悪いやつではなかったのに、、、」
ゾロ「ブルックを殺ったのは誰なんだ」
サンジ「悪魔の実の能力者に違いねぇ。近くの海賊を片っ端から締め上げてやる」
ここでロビンが初めて口を出す。
ロビン「みんな、冷静になって!」
「仲間が、、、ブルックがこうなってしまったのはとても悲しいことよ。でも少し落ち着いて」
「みんなは能力者がブルックを襲ったと思ってるようだけど、本当にそうなのかしら」
「船に乗っていた誰一人、怪しい能力者を見ていないのよ」
「それにあの荒れた海流。泳げない能力者があのタイミングでわざわざ襲ってくるとは思えないわ」
と、しばし考え込むロビン。
・・・・・・!
「わかったわ!」
「ねぇ、フランキー。あなた、海流に飲まれたとき燃料がどこかへ飛んで行ったって言ってたわね」
フランキー「あぁ、燃料の樽が無くなっていた。それがどうかしたのか?」
ロビン「その燃料っていったい何なのかしら?」
フランキー「そりゃあもちろん、、、、、、!」
ロビン「気づいたようね。サウザンドサニー号に積んである燃料」
「それは、、、コーラよ!」
「これは能力者の仕業じゃない。海流に飲み込まれたときに吹き飛んだコーラがブルックの身体にかかったという事故なのよ」
みんな「な、なんだってー!」
ロビン「コーラは骨を溶かす。骨が剥き出しのブルックにはコーラが致命傷だったようね」
こうして事件は幕を閉じた。
船員を一人失った麦わら海賊団。
ワンピースを求める彼らの冒険はこれからも続くのであった。
おわり。
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