震災の翌年から、ひょんなことから縁ができて毎年2〜3回南相馬を中心に被災地へ行っています。
確実に復興が進んでるなーというところと、まだまだだなぁ…というところと…いろいろ交錯はしています。
「もう8年」なのか「まだ8年」なのか…
日本周辺における観測史上最大の地震でしたし、最大遡上高40.1mという津波は想定外といって過言でないレベルのものだと思います。
結構多くの方が勘違いされてるんですが、津波と普通の台風や悪天候のときのいわゆる「波浪（高波）」とは全く違います。
波浪は海面の表面だけの動きです。津波は海底からのすべての海水がその高さ分押し寄せてくるもの…って感じでしょうか？
高さ50cmで十分に人は流されるといいます。普通の波浪でしたら、50cmはぜんぜん大したことないですよね？
また、波長も違います。波と波の間は数km〜数百kmに及ぶときもあります。
海の水が海底から15〜20ｍ（福島県富岡町での最大波高は21.1mとされています）が時速約40kmの速さで襲ってくるわけです。（海上ではもっと早いです）
沖合遠くに津波があっても、それとは気づきにくく、津波が襲ってくるのがはっきり見えて時に逃げ出しても間に合わないとのことです。
死者の91％は溺死です。津波によるものですね。
原発事故も津波をかぶって非常用ディーゼル発電機が海水に浸かって機能喪失（全電源喪失）してしまったのが直接の原因です。
津波の脅威物語る遺構・伝承館
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5532076
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