オンラインサロンのお話

昨日は一日、長丁場の撮影だった。
メイクさんが「晴れ女なのでロケに出る時は晴れてますよ」と身支度を整え外に出ると「ズザンズザン雨が降っていた」笑　「なんでハードルをあげたの？？」と問うと「はじめての雨です」と言った。

今日がいつも新しい一日のはじまり。それでいいじゃないか？と妙に納得し撮影は深夜まで続いた。この機会を紛れもなく作ってくれたのはファンの皆さんだ、その映像や写真は僕らの手を離れプロの職人さんへとバトンは引き継がれる出来上がりをファンの皆さんと同じように僕たちも心待ちにしている。

オンラインサロンというのを僕はやっている。
それも一年に一回たった2週間のみの告知で
その期間が過ぎると「一切の口外をしない」というたった一つのルールのもと
僕と君の新しい一年がはじまる。

ファンクラブと言えばハードルが高いかもしれないけれど、会報のようなものを発行したりするわけではなく、サカノウエヨースケの源みたいなものを共有するようにしている。
例えば、音楽講座。一年を通して様々な楽曲を発表する機会に恵まれている。

去年なら俳優、ラッパーの井出卓也くんとのコラボ曲「black」を発表した。
http://recochoku.jp/song/S1007142243/
この楽曲が出来上がるまでの曲作りの仕方を公開してみたり

僕は関西は神戸の生まれなのですが、東京の浅草に縁があったりで、浅草の馴染みの店を巡ってみようということで浅草をぶらり散歩旅というのをしてみたり
あくまでサロンの中で作っていく事なので多くを語れないのが残念なのですが
創作の源になる旅をメンバーと一緒に巡るような一年を過ごしている。

時には相談を持ちかける事もある。
チャット機能を使って「こういう事考えているのだけどどう思う？」といった事を投げかけて議論する事もあったりする。そうして産まれたアイデアや意見を活動に繋げていくといった具合。

そして、ここでも冒頭で伝えたような
新しい一日の為の機会を作ってもらっているんだなと実感したりする。

気づけば3年目、僕は旅が好きなので
ギター片手に、旅ができたらいいなと思っている。

旅のふとした瞬間を一緒に焼き付けてみたい。
出会い頭の雨に打たれたり、真っ赤に染まる夕日に包まれたり、満点の星空の下で新しい曲を弾いてみたり、それも「仲間」がいてこそ。

どこまでいっても、「音楽」は自由で、人の人の繋がりは「無限」。
それでいて、人生は一回きり、この時代に出会えた事は「奇跡」なのかもしれない。
そのために僕らは思い出フォルダをいつもキラキラに磨いて「新しい一日」を迎え入れる為の準備をしなくてはいけない。

また、新しい一年がはじまる。

僕は、その日を心待ちにしている。

http://yosukesalon.net/