山手線の遅延で振替輸送にて秋葉原駅中央線ホームに到着。
中央線ホームにはミルクスタンドがあるので、牛乳と蒸しパンを食べていたら、アジア系の女性がミルクスタンドのおばちゃんに駅の出口を聞いていました。
女性はスマホの翻訳アプリで出口を聞いていたのですが、おばちゃんはバリバリの日本語で説明しているので、通じていない様子。
心配になったので、食べかけの蒸しパンをもったまま、女性を追いかけると、案の定出口が分からなくて困っていました。
悲しいかな私のベリベリプアな英語は出川イングリッシュ以下で、全然通じていません。
すると彼女は翻訳アプリで日本語に変換して出口を尋ねて来ました。
画面を見ると中国語→日本語変換では有馬温泉。
ここからは中国語で会話をしたところ、
女性「日本は初めてで、ボーイフレンドと待ち合わせをしている。」
私「秋葉原駅の出口は3つあるが、駅構内はとても複雑。」
女性「待ち合わせの出口は決めていない」
とのことだったので、構内案内図のところまで連れていき、駅の構造と3つの出口を説明。
別れ際には不安な表情がなくなり、
「謝謝。」
と感謝されました。
15年以上使っていない錆び付いた私の中国語で、人の役に立てたのが嬉しかったです。
ただ、お別れするまでホームで食べかけの蒸しパンを持ったままお話ししていた姿は、なんとも間抜けに見えたに違いありません。
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