内海聡の、日本母親連盟は、完全にインチキカルトです。
山本太郎は、よくぞ言ってくれました。
私は、自然科学は、大学で勉強していませんし、今や高卒程度の力もありません。
だから、たとえば、「高血圧剤は、製薬会社の陰謀だ。降圧する必要がない。」という意見があると、「もしかしたらそうかもしれない」と思います。
しかし、「ワクチンは、全て全く効かない」という意見は…素人でもインチキだとわかります。
父が大学生であり一人下宿生活を送っていたころ、実家に残っていた伯父二人や伯母が結核に罹ったそうです。家庭内で感染したのでしょうか。祖母は、危うく子どもを三人も亡くすところでしたが、幸い、新薬のスプレプトマイシンのお蔭で三人は生還したという話を聞きました。昔はそんな時代でした。
BCGは、ワクチンではなかったでしょうか。もし、BCGがなければ、いまだに、誰それが結核で死んだそうだ…という話が身の回りにあふれていることでしょう。
「自閉症や発達障害は、(薬害がない昔は)存在しない」とも発言していますが、この人は、古典文献を読んでいないのに、よくそういうことが言えると思います。
論理性も全くありません。
十二月二十五日は、ニムロデの誕生日だから、クリスマスは悪魔信仰であるとしています。プロテスタントの一派の人が、そういう主張をするならわかりますが、この人は無宗教でしょう。無宗教なら、神も悪魔もいないとならないと変です。ニムロデは、聖書によって記述され解釈された悪魔ですから。
なぜ、こんなのが支持者を集めるのか。
世間の「マイ正義」と大きく関係していると思います。
自然科学に無知な人でも、向精神薬やワクチンに漠然とした不安や不信の気持ちを持っています。クリスマスに反感を抱いている人もいるでしょう。
本来は、そこで黙っていないといけません。何せ、無知なのですから。
(断っておきますが、原発問題と違います。原発問題は、専門知識がなくてもおかしい、潰すべきだという判断は可能でしょう。)
しかし、想像を交えて、政治活動をしてしまう。
「私は世の中の役に立ちたい」と考えてしまうのですな。
この気持ちは、自己欺瞞であり、「私は正しい」の合理化です。
だからこそ、日本母親連盟は、弱者の攻撃を行っています。
自閉症、発達障害の親に対する攻撃もそうですが、
生活保護不正受給者叩きもそうです。
前から言っていますが、
不正受給が悪いなら、高校生はほとんど退学させなければいけません。真面目にやっている者などは少数ですから。大学も、九割は潰すべきです。
恐らく、活動家に「お前の母校の学生は、アッパパ〜だから、税金がもったいない。潰すべきだ」と言ったら、「…でも…」とかなんとかいうでしょう。そして反論を考えるでしょう。その瞬間に、社会性もも公平性もぶっ飛んでしまい、自己肯定欲、「マイ正義」に凝り固まります。
奉仕する対象は、自分の感情になるから、そりゃあ、障がい者も精神疾患も、生活保護受給者も気にくわないでしょう。
「朕は国家なり」と頭が数百年旧式化した、安倍と同じことです。
そういう輩は、絶対と言っていいほど、勢力を求めます。
だから、オウム真理教のようにならなかったら、右と結びついていく。
統一教会も、生長の家も。
■山本太郎氏、日本母親連盟を支持者の面前でぶった斬り!
(HARBOR BUSINESS Online - 02月28日 09:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=219&from=diary&id=5517084
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