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2019年02月27日18:45

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R-1グランプリアマチュア部門決勝進出まで2

引退してから、4年間迷走して、

そう言えば
「カラオケで歌が上手い」と言われていた事を思い出し、

歌でも歌ってみようと思い、知り合いの音楽の店の店主に、相談しました。

「楽器は?」

と聞かれて
「実は、指が開かなくて、ギターが弾けないんです」

と答えると

「じゃあベースは?」
と言われ、ベースの練習を始めました。

ちょうど、友人からも「一番似合う楽器は、ウッドベース」
と言われていたので、毎週水曜日に、その店に行き、5時間位練習していました。

しかし、実は私は、ベースと言う楽器の事を知らなかったのです。4弦のギターだと思っていた位、音楽には無知でした。
1ヶ月位練習して、そこそこ弾けるようになった頃

「ベースは、弾き語りをする楽器じゃないよ」

と言われましたが、そこは、型にはまらない性格なので、

「ウッドベースの弾き語りをやってやる」
と思って練習していました。


そして、音楽を始めて、8ヶ月経った時に、10組位のミュージシャンが集まるイベントへの出場オファーが来ました。

無謀にも、安請け合いして
「出ます」
と言ってから、大後悔しました。

「大恥をかくあせあせ(飛び散る汗)ベースの弾き語りなんて通用しないあせあせ(飛び散る汗)

残された期間は、3ヶ月あせあせ(飛び散る汗)
ギターのスライド奏法などを知りましたが、練習期間3ヶ月
では、間に合わないあせあせ(飛び散る汗)

世界中の珍しい民族楽器を調べて、ヤフオクで落札したりしましたが、

「何か今一つ……
そもそもどうやって弾けばいいんだろう…」

そんな事をしている間に、右側のろっ骨に、謎の痛みがあり、そして、右半身に、湿疹が出来ていました。
「帯状疱疹」
と言う神経性の皮膚炎でした。
そしてその痛みは、神経痛だったのです。
大変なストレスで、身体にも、異変が出ていたのです。

周りからは、
「音楽イベントに出るのは、絶対にやめた方がいい(未熟過ぎる)」
とか、

「矢口さん
(バークリー音楽大学出身のプロレスラー矢口いちろうさんです。プロミュージシャンでもあります)
に、サポートギター頼んだら」
と言われましたが、


「それは俺も、何回も考えた。でもそれをやったら負けでしょう」

と答えました。


そんな時、インドの
「テゥンビ」
と言う一本弦の楽器に巡り会います。

一本しか弦がないものの、毎日弾いていると、どんどん、そこそこの音楽になって来ます。

「テゥンビは、ひしゃくに、似ている…
ひしゃくなら、弦を張れば音が出るのでは?
そもそも音楽の世界には、楽器を自分で作ると言う概念がない。作ったら、大変な事になるかもあせあせ(飛び散る汗)

と考え、頭の柔らかい音楽仲間と、音が出そうな物の意見交換をしました。

店の営業前に、シャベルに、ドリルで穴を空けて弦を張りました。そこでタイムアップ
店の営業開始で、仕事をしました。


店の片付けが終わり、夜中の3時頃

「今日中に、音が出るかどうか、確認しないと眠れない」

と、ヘトヘトの身体で、アンプを出して接続して、弾いてみると、何とアンプから、音が出たのです。

「勝った手(グー)手(グー)これで、どんなミュージシャンが出て来ても負けない電球電球

と思い、眠りにつきました。
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